日本でAndroidスマホといったら「Xperia」! というくらい、スマートフォンのブランドとして認知されている「Xperia」。常に最新の技術とスマホのトレンドを取り入れて業界の最先端を走るXperiaシリーズですが、その歴史は決して順風満帆ではありませんでした。これからのXperia、ひいてはスマートフォンの来し方行く末を、ソニー大好きライターの君国氏に写真とともに紐解いてもらう連載です(基本的に登場するのは国内で発売されたモデルのみです)。
あらゆる瞬間を、美しく。
デザインがスリム化したXperia Z3
2014年後期にフラッグシップとして登場した「Xperia Z3」。このモデルからドコモとauに加え、ソフトバンクからも発売されることとなり、初めて国内主要3キャリアからソニーモバイルコミュニケーションズのXperiaが一斉に登場しました。
スペックは、ディスプレーが5.2型(1080×1920ドット)、SoCがSnapdragon 801(2.5GHz、クアッドコア)、メモリー3GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は3100mAh。本体サイズは約72×146×7.3mm、重さは152g。
デザインとしてはXperia Zシリーズから続く、フルフラットな両面とアルミ板から削り出した継ぎ目のないメタルフレームを採用したメタルフレームなどオムニバランスデザインを採用。サイド面だけでなくコーナーまでも丸みを帯びた形状になり、より一体感が増すとともに、スリムなボディーへと進化しています。
丸くなったコーナー部分の素材には、万が一にも落下させたときの衝撃を受けることを想定して樹脂素材を採用するなどして強度を高めていたのも特徴です。物理的にXperia Z2よりも薄く、軽量化し、デザイン上ではサイドにあったプラスチックのフレームをなくし、より狭額縁化が進んだことで、よりシンプルかつスマートな印象へと変わりました。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、カッパー、シルバーグリーンの4色。
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