「Project Cars 2」編
90fps維持には画質“中”でもRTX 2080 Tiが必要
次は“非VRでもVR環境でも楽しめる”大物タイトルの例として「Project Cars 2」で検証してみたい。
このゲームはVRヘッドセット使用時でもメインのディスプレー上にゲーム画面が出力される(VRカノジョと同じタイプ)。今回はその画面解像度は1920×1080ドット、画質は全項目“中”とした。
検証にはル・マン(サルト・サーキット)おけるレースのリプレイを再生。フレームレートを安定させやすいユノディエール入り口〜最初のシケインまでの区間で計測した。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
SS値=100の場合
画質「中」設定が響いたのか、このゲームの描画処理はかなり重い。非VR向けゲームがVR対応もできる、という感じで最適化が進んでいないのかもしれないが、SS値=100ですら90fpsの維持はRTX 2080 Tiが必要とは恐れ入る。
ただ常時このフレームタイムが維持できる訳ではない。今回の検証条件では、レースのスタート直後からメインスタンドを走り抜けるまでは、RTX 2080 Tiと言えども盛大にフレームタイムが長くなる。レース場のビルやフェンスなどオブジェクト数が非常に多く、ライバルの車も密集しているので、そこはどう頑張っても今のところは無理な印象だ。
SS値=100なのでそれ以上の値の時は言わずもがな。コメント抜きでざっくり紹介だけしておこう。
SS値=200の場合
SS値=400の場合
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