マウスコンピューターの「m-Book J」シリーズは、ディスプレーに13.3型の4Kパネルを搭載するモデルを用意し、広いデスクトップ環境が得られるモバイルノートパソコンだ。加えて、4Kモデルは共通でCPUにCore i7-8550U搭載しており、普段使いには十分以上な高性能を誇る。
本記事で試用するモデルは、ストレージが256GB(M.2接続)で、メモリーが8GBながら、ウェブ直販価格が14万3424円からとコストパフォーマンスが高い「m-Book J371SN-M2S2」。今回は、m-Book J371SN-M2S2の外観やインターフェースについて紹介していく。
ちなみに、同シリーズにはメモリーを16GBにしたモデルや、ストレージに1TB HDDを追加したモデル、SSDをさらに高速なNVMe対応のM.2接続(512GB SSD) にしたモデルもラインナップしているので、自分の用途に合わせて選びやすい。
清潔感のあるオフホワイトボディーはどんなシーンにもマッチ
m-Book J371SN-M2S2の本体は、底面以外はシンプルで美しいホワイトで統一されている。天板部分は金属製ではないが、ヘアライン加工的な処理が施されており、ちょっとした高級感や手触りのよさを感じさせる。指紋などの汚れもつきにくいマットなタイプだ。
キーボードは13.3型ながら、キーピッチが実測で約19mmも取られているゆったりとした作り。右側エンターキーの周囲にあるBack Spaceなどは横幅が広くなっているのが個性的だが、慣れればそう問題ではないだろう。個人的にはエンターキーはもう少し広くてもよかったかなとは思う。
m-Book J371SN-M2S2のインターフェースは、左側面に有線LAN端子、HDMI出力端子、マルチカードリーダー、USB 3.0端子をそれぞれ1基ずつ備える。右側面は、セキュリティーロック穴、電源端子、D-Sub15ピン、USB 3.0端子×2、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子が並ぶ。
ACアダプターは、コンパクトで一緒に持ち歩いても苦にならない。カタログスペック上のバッテリー駆動時間は約6.1時間で、ちょっとした外出になら問題にはならないくらいはあるのだが、アダプターが持ち歩きやすいのは安心感が高まってくれる。
次回以降は使ったうえでのレポートやベンチマークなどについて紹介していく予定だ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | m-Book J371SN-M2S2 |
CPU | Core i7-8550U(クアッドコア、定格1.80GHz、最大4.00GHz、8MBキャッシュ、HT対応) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256B SSD(M.2接続) |
ディスプレー | 13.3型(3840×2160ドット) |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI端子、D-sub 15ピン、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、マルチカードリーダー、有線LAN端子 |
サイズ/重量 | およそ幅324×奥行234×高さ22.5mm/約1.4kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
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