DOME GLASSでディスプレー面をしっかりカバー
ところで、Xperia XZ3はディスプレー面、背面ともにガラスを採用して、非常にすべすべのボディーになっており、わずかな傾斜でも簡単に滑ってしまいます。また、手で持っている場面でも滑り落としそうに感じることもあります。せっかく綺麗なボディーなので、傷を付けずに使いたいので、ディスプレー面には保護ガラスを、背面にはケースを装着することにしました。
ただ、Xperia XZ3のディスプレー面は側面がカーブしているので、低品質な保護ガラスなどは側面が浮いてきたり、ディスプレーにうまく密着せずにタッチ操作の感度が低下することもあります。そこで思い出したのが、ドコモショップのみで扱っている保護ガラス「DOME GLASS」です。
DOME GLASSは、ディスプレーのほぼ全面をガラスで保護できるのはもちろんですが、液体シリコンを利用してガラスをディスプレー面に密着させるという特殊な貼り付け方法を採用することで、側面がカーブしたスマホでもすき間なく保護ガラスを密着させて装着できるという大きな特徴があります。価格は、一般的な保護ガラスよりもやや高価なのですが、これまで登場済みのスマホでの実績や評判も上々なようですし、試してみることにしました。値段は5940円とややお高めです。
DOME GLASSの装着は、ドコモショップの店員が行ないます。今回は目の前で貼り付けを見られませんでしたが、10分弱で装着は完了して、手元に戻ってきました。当然ですが、ディスプレーとDOME GLASSの間には一切ホコリは入っていませんし、側面までしっかり密着しています。タッチ操作の不具合もまったくなく、しばらく使っていても、側面が剥がれて浮いてくるような様子も見られません。確かに価格はやや高価ですが、その価値は十分あると感じました。
また、ケースについては、純正のフリップケースを使えばいいかもしれませんが、個人的にフリップケースは好きではないのと、保護ガラスを装着したので今回はパス。そして、背面の色合いが見えなくなるのも残念なので、透明のソフトケースをチョイスすることにしました。
こちらも結構な種類が販売されていますが、最終的に選択したのはエレコムの「PM-XZ3UCTCR」です。TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を利用した標準的なソフトケースですが、選択した理由のひとつが、左右側面の中央部が大きくえぐれているというところです。
側面全体をカバーするケースでは、サイドセンスが利用できなくなる可能性が高くなります。そのため、サイドセンスの利用を考慮したこのケースを選択したというわけです。実際に、このケースを装着した状態でもサイドセンスは問題なく利用できています。
ケース装着後は、多少の傾斜でも滑り落ちることはなくなりましたし、手にした状態でもなかなかしっかり握れていい感じです。そして、唯一懸念していたDOME GLASSとの干渉もなかったので安心しました。
ちなみに、DOME GLASSとカバーを装着した状態での重量は、実測で220gでした。まさかトータル200g増のスマホを持つことになるとは予想していませんでしたが、このあたりは時間とともに慣れてくることでしょう。
Xperia XZ3 | ||
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メーカー | ソニーモバイル | |
ディスプレー | 6型有機EL | |
画面解像度 | 1440×2880ドット | |
サイズ | 約73×158×9.9mm | |
重量 | 約193g | |
CPU | Snapdragon 845 2.8GHz+1.8GHz(オクタコア) |
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内蔵メモリー | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64GB | |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) | |
OS | Android 9 | |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) | |
カメラ画素数 | リア:1920万画素(F値2.0) /イン:1320万画素(F値1.9) |
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バッテリー容量 | 3200mAh | |
FeliCa/NFC | ○/○ | ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ | |
生体認証 | ○(指紋) | |
USB端子 | Type-C | |
連続待受時間 | 約520時間 | |
連続通話時間 | 約2240分 | |
カラバリ | ブラック、ホワイトシルバー、ボルドーレッド、フォレストグリーン |
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