特にフルHD解像度では性能がほぼ変わらない!
次にFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを見ていこう。下に掲載したスクリーンショットでもわかるように、最高設定と高品質での計測を実行した。解像度は1920×1080ドット。なお4Kでもそれなりに動くというのは、GeForce GTX 1080とGeForce RTX 2070で共通していたので、掲載は割愛した。
結果としては、こちらもほとんど差がない。この点からも、価格を抑えつつ、性能の確保を狙った「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」の構成は現在においてもかなりお買い得であることが分かるだろう。
「Shadow of the Tomb Raider」のゲーム内ベンチマークモードはどうだろうか。これも掲載しているようにプリセット「高」、プリセット「カスタム」のふたつで大きな差はない。現行のゲームタイトルでもこんな調子であり、なるべく安く、いまの最新ゲームもよく動く環境が欲しいというのであればちょうどいい値だ。
最後に「PUGB」のプレイフィールをチェックしよう。FPSカウンターを表示しつつ、普通に数セットプレイしてみた。設定は下記の通り、2018年12月時点での最高設定に、解像度は1920×1080ドットである。結論でいえば、ブラインドテストするとしたら、判断できる自信がないほどだった。若干、GeForce RTX 2070のほうがフレームレートの安定度は高いのだが、GeForce GTX 1080でも90fps以上をキープし、場所によっては130fps台といった具合なので、気になる人はいないと思われる。
特別価格で提供! 多くの可能性を秘めるゲーミングPC
本製品の価格は16万4800円。こちらは先に述べた通り、TSUKUMO×ASCIIの特別価格で、さらに5000円分のSteamウォレットが同梱されている。冒頭で述べた通り、G-GEAR GA7A-B181T/AS1は現行のGeForce RTXシリーズではなく、1世代前のGTX 1080を採用し、かつ価格がこなれたRyzenにしたことでハイパフォーマンスながら価格を抑えた一台だ。もっぱらゲーミング前提となっているのだが、USB周りを加味するとVR方面にもいいし、G-GEAR GA7A-B181T/AS1をベースとして、写真や映像編集用にメモリやストレージの増設を行ないやすい点も強みといえる。4〜5年前に購入したPCがそろそろキツいと感じているユーザーはもちろん、年末年始にSteamでAAAタイトルからインディーゲームまで、広く遊んでみたいという読者は、G-GEAR GA7A-B181T/AS1をまずはチェックだ。
提供:Project White
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