週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

RTXじゃなくても高性能! 特別価格でSteamウォレット付きの「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」をレビュー

2018年12月17日 17時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ジサトラショータ
提供: Project White

Ryzen 7 2700、GTX 1080搭載の「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」。TSUKUMO×ASCIIコラボによる特別価格16万4800円で販売され、さらに5000円分のSteamウォレットが同梱されている

 CPUとGPUの世代更新が進んでいるが、ゲーミングPCを購入したいというユーザーにとっては無視できない大きな問題がある。それは、上位モデルの価格の高さだ。最新世代のCPUとGPUはとくに高めとなっており、BTOメーカーのラインアップを見ても前世代からの価格上昇は目立つ。RTXシリーズを選ぶことでリアルタイムレイトレーシングやDLSSといった最新技術を利用でき、4Kゲーミング体験向上を期待できるのは魅力的なのだが、それはひとまず置いておいて、最新世代でなくてもいいから高い性能のゲーミングPCが欲しいという人も多いはずだ。

 そんなユーザーにうってつけの製品が、TSUKUMOの「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」。TSUKUMO×ASCIIコラボによる特別価格で販売されるほか、現行のゲームにも十分耐える性能で余裕もアリと、なかなかのイイ構成となっているので早速チェックしていこう。

一般的なミドルタワーケースを採用

 おもなスペックは、CPUがAMD「Ryzen 7 2700」(8C/16T)、GPUが「GeForce GTX 1080」(VRAM8GB)、メモリーがDDR4-2666 8GB×2、ストレージが500GB SSDとなっており、採用GPU的には1世代前のハイスペックゲーミングPCな構成となっている。また後述するようにPCケース内のシャドウベイが豊富で、HDDを追加したり、流用したりといった場合にも都合がよい。購入後にゴリゴリ拡張するベースとしてほどよいのも、本製品の特徴といえるだろう。

 ケースはミドルタワーPCに属し、フロントにUSBポートを備え、地味に姿を消しつつある5インチ/3.5インチベイもアリと、PCとしての使い勝手と拡張性は確保されている。

光学ドライブの下に5インチベイ、3.5インチベイ、USB 3.1 Gen1(Type-A)×2、ヘッドフォン端子とマイク端子がある

前方の滑り止めのゴムのある部分があり、ここにコントローラーやスマホを置いておける

 冷却に関わる吸排気は、正面下部と左側面からとなっている。フロントには12cm吸気ファンが用意されており、背面から排気が行われる。設置の場合にはフロント左側面、背面の3方向に10〜20cmのスペースを確保しておけるかをまずチェックしよう。

サイドパネルの一部はメッシュとなっており、内部が少し見えるほか、CPUクーラーやグラフィックボード、PCIeスロットなどの発光もわかる。

 インターフェースは、正面にUSB 3.1 Gen1(Type-A)×2、ヘッドフォン端子、マイク端子があり、背面にPS/2×1、USB 2.0×2、USB 3.1 Gen1(Type-A×2、Type-C×1)、USB 3.1 Gen2(Type-A×2)、オーディオ出力、有線LANがある。ちなみにUSB 3.1 Gen1(Type-A×2)は青色、USB 3.1 Gen2(Type-A×2)は水色とポートカラーが異なっているため、判別はしやすい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう