CPUとGPUの世代更新が進んでいるが、ゲーミングPCを購入したいというユーザーにとっては無視できない大きな問題がある。それは、上位モデルの価格の高さだ。最新世代のCPUとGPUはとくに高めとなっており、BTOメーカーのラインアップを見ても前世代からの価格上昇は目立つ。RTXシリーズを選ぶことでリアルタイムレイトレーシングやDLSSといった最新技術を利用でき、4Kゲーミング体験向上を期待できるのは魅力的なのだが、それはひとまず置いておいて、最新世代でなくてもいいから高い性能のゲーミングPCが欲しいという人も多いはずだ。
そんなユーザーにうってつけの製品が、TSUKUMOの「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」。TSUKUMO×ASCIIコラボによる特別価格で販売されるほか、現行のゲームにも十分耐える性能で余裕もアリと、なかなかのイイ構成となっているので早速チェックしていこう。
一般的なミドルタワーケースを採用
おもなスペックは、CPUがAMD「Ryzen 7 2700」(8C/16T)、GPUが「GeForce GTX 1080」(VRAM8GB)、メモリーがDDR4-2666 8GB×2、ストレージが500GB SSDとなっており、採用GPU的には1世代前のハイスペックゲーミングPCな構成となっている。また後述するようにPCケース内のシャドウベイが豊富で、HDDを追加したり、流用したりといった場合にも都合がよい。購入後にゴリゴリ拡張するベースとしてほどよいのも、本製品の特徴といえるだろう。
ケースはミドルタワーPCに属し、フロントにUSBポートを備え、地味に姿を消しつつある5インチ/3.5インチベイもアリと、PCとしての使い勝手と拡張性は確保されている。
冷却に関わる吸排気は、正面下部と左側面からとなっている。フロントには12cm吸気ファンが用意されており、背面から排気が行われる。設置の場合にはフロント左側面、背面の3方向に10〜20cmのスペースを確保しておけるかをまずチェックしよう。
インターフェースは、正面にUSB 3.1 Gen1(Type-A)×2、ヘッドフォン端子、マイク端子があり、背面にPS/2×1、USB 2.0×2、USB 3.1 Gen1(Type-A×2、Type-C×1)、USB 3.1 Gen2(Type-A×2)、オーディオ出力、有線LANがある。ちなみにUSB 3.1 Gen1(Type-A×2)は青色、USB 3.1 Gen2(Type-A×2)は水色とポートカラーが異なっているため、判別はしやすい。
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