Davinci Resolve 15作業中もCPU負荷は90%以上とフル活用
次に国内外の映画制作現場の多くで使用されているというBlackmagic Designの映像編集ソフトウェア「DaVinci Resolve 15 Studio」の無償版である「DaVinci Resolve 15」を使ってみた。
Davinci Resolve 15
無償版ながら、トリミングやボリューム調節、映像切り替え時の効果、タイトル、テロップ入力といった編集とエフェクト、さらに色調調節なども可能になっている。
「Adobe Media Encoder CC」と同じく、「Davinci Resolve 15」も8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」をフルに活用しており、作業中はつねに90%以上のCPU負荷と3.9GHz台の動作クロックになっている。
TMPGEnc Video Mastering Works 7
続いては、11月に発売された最新バージョンで、新たにH.265/HEVC 8K 10bit(4:2:2)での出力や、HDRのプレビューや編集、出力などに対応した「TMPGEnc Video Mastering Works 7」でテストを行なった。エンコードには再生時間8分の4K動画を使用し、20MbpsのMP4動画に再エンコードしている。
ここまでのソフトウェアと同様に、CPU負荷率は100%に達するが、エンコード中のCPU負荷は80%台を占める割合が、ほかより多くなっている。なお、作業中の動作クロックは全コア負荷時の最大クロックとなる3.9GHz~4GHzだった。
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