【まとめ】強いて不満点を挙げるとしたら
FeliCa非対応なこと
Find Xは、日本では唯一無二のカメラのスライド機構を備えたモデルだ。所有するだけで、トレンドを先取りしたような気分になれるし、友人・知人に見せても驚いてもらえる。ポジティブな気持ちで使えるので、使い勝手に多少不満があっても我慢できると思っていた。だが、幸いなことに、2週間ほど使った限りでは、大きな不満と感じていない。
強いて不満点を挙げるとしたら、FeliCaに対応していないこと。そのため、おサイフケータイはもちろんのこと、Google Payも利用できない。9月に発売された「R15 Pro」は対応させているので、Find Xも対応させてほしかったと思う。
内蔵スピーカーは本体下部に搭載されている。つまりモノラルスピーカーだ。Find Xは画面が広くて大きいので「YouTube」などの動画を観るにも最適。横画面で観るときに左右にステレオスピーカーが搭載されているのが理想だが、構造上、難しかったのであろう。
決して安くはない端末だが、“10万円超え”が当たり前となった2018年秋冬シーズンのハイエンドモデルの中では、明確な個性があるモデルだ。SIMフリーだから、買ったその日から格安SIMで運用することもできる。その個性に惹かれるのであれば、買って損はないだろう。
| OPPO「Find X」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 6.4型有機EL(19.5:9) |
| 画面解像度 | 1080×2340ドット |
| サイズ | 74.2×156.7×9.6mm |
| 重量 | 約186g |
| CPU | Snapdragon 845 |
| メモリー | 8GB |
| ストレージ | 256GB |
| 外部ストレージ | × |
| OS | Android 8.1(Color OS 5.1) |
| 対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13 /17/18/19/20/25/26/28/29/32/66 /34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
| DSDS | ○(DSDV) |
| VoLTE | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:16メガ+20メガ /イン:25メガ |
| バッテリー容量 | 3400mAh |
| SIM | nanoSIM×2 |
| USB端子 | Type-C |
| カラバリ | ワインレッド、サイレントブルー |
| 価格(税抜) | 11万1880円 |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
