Googleが開発中のGoogle Glassの新モデル「Google Glass Enterprise Edition」が、連邦通信委員会(FCC)の認証を通過していたことが判明した。同モデルは、開発するという2017年の発表以来情報がなく、本格的な続報が待ち望まれていた。
Google Glassは「スマートグラス」に分類される製品。所有者が求める情報がメガネのレンズ上に表示される仕組みになっているのが特徴。ここ最近勢いを見せているHoloLensやMagic Leapといった「ARグラス(ヘッドセット)」とは違い、スマートグラスには拡張現実(AR)機能はなく、いわゆる「ヘッドアップディスプレー(HUD)」と同じように機能する。
“初代”Google Glassこと「Explorer Edition」は、2013年に開発者向けとしてリリースされたものの伸び悩み、その後の2015年に販売中止となっていた。「Enterprise Edition」は、そんなGoogle Glassの次世代版にあたるアイテムで、建設や医療現場など、現場作業をアシストするためのデバイスとして、開発が進められていることが伝えられている。
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