携帯性に優れ、本格的ゲームもプレイ可能な万能ノート
ファーウェイなら出張のホテルでもゲームが快適、HUAWEI MateBook X Pro
スマホやタブレットでおなじみのファーウェイが発売した「HUAWEI MateBook X Pro」は、「Pro」と名付けられていることからもわかるとおり「プロフェッショナルクリエイター」の要求に応えるべく開発されたモバイルノートPCだ。
しかしそのハイパフォーマンスは、仕事だけではなく、むしろエンターテイメント用途でこそ真価を発揮する! というわけで今回はHUAWEI MateBook X Proで、プラットフォームを超えて大きな盛り上がりを見せているバトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(以下PUBG)」をとことん楽しんでみよう。
HUAWEI MateBook X Proがゲームに向いているワケ
まずはHUAWEI MateBook X ProがゲーミングノートPCとしてももってこいな2つの理由から解説しよう。まずひとつ目は「外部グラフィックス」を搭載していること(インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー搭載モデルのみ)。CPUにもグラフィックスを処理するための「内部グラフィックス」が搭載されているが、外部グラフィックスは画像処理に特化したプロセッサーで、2D、3Dの描画処理を大幅に高速化してくれる。現在、外部グラフィックスはクリエイティブ系アプリでも広く活用されているが、一番その恩恵を受けられるのはやはりゲームだ。
ゲーム用途に向いている2つ目の理由は、450cd/m2の高輝度、sRGB 100%の広色域を備えたディスプレーを搭載していること。ゲーム中のグラフィックが明るく、そして豊かな色彩で表示されるので、暗いシーンでも周囲をはっきりと確認できるし、美しい風景も臨場感たっぷりに味わえるのだ。
外部グラフィックス「NVIDIA GeForce MX150」の特徴とは?
HUAWEI MateBook X Proに搭載されている外部グラフィックス「NVIDIA® GeForce® MX150、 GDDR5 2GB」は、モバイルノートPC向けに開発されたグラフィックチップ。開発元のNVIDIAは、「インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー」に搭載されている内部グラフィックス「Intel HD Graphics 620」と比較すると、最大4倍のパフォーマンスを期待できると謳っている。また、パフォーマンスをモバイルノートPC向けに最適化する「NVIDIA Optimus」技術が採用されており、グラフィックス性能を向上させつつも、消費電力を抑えるように設計されている。
早速、HUAWEI MateBook X Proで、内部グラフィックス「Intel HD Graphics 620」と外部グラフィックス「NVIDIA GeForce MX150」のパフォーマンスをベンチマークソフトで比較してみた。「3DMark」の「Fire Strike」では「1120」から「2595」へと約2.32倍、「CINEBENCH R15.0」の「OpenGL」では「51.82 fps」から「88.82 fps」へと約1.71倍のパフォーマンス向上を確認できた。もちろんアプリによって効果は異なるが、「NVIDIA GeForce MX150」が高いグラフィックス性能でゲーム体験をリッチにしてくれるはずだ。
もうひとつ、HUAWEI MateBook X Proがゲームに向く理由を付け加えるなら、4スピーカーによる臨場感ある音場の再現ということになるが、今回取り上げるPUBGのようなFPS系ゲームをプレイする際には、ヘッドセットなどを用意してプレイするほうが適している。銃声のした方向を見極めるのはFPSでの勝利にとって重要な要素だ。せっかくの高性能スピーカーを利用しないのはもったいない限りだが、スピーカーからの音はどうしても周囲の環境音や壁の反射などの影響を受けてしまう。戦場に没頭するには、やはりヘッドセットやヘッドホンの着用をおすすめしたい。
また、HUAWEI MateBook X Proが軽量薄型のモバイルノートである点も、ゲーム好きのゲーミングスタイルを拡張するのに一役買ってくれる。通常、近年の高グラフィックスPCゲームをプレイしようと思ったら、デスクトップ機、あるいはちょっとゴツいゲーミングノートPCを用意する必要があるが、13型サイズのフットプリント、重量約1.33kgのHUAWEI MateBook X Proならば、いつでも持ち歩いてどこででも快適なゲームプレイが可能だ。友人宅での共闘プレイや、出張先のホテル、行楽に出かけた際の旅館でも、夜の暇を持て余すことなく、いつものゲームが楽しめるのだ。
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