「V-Ray Benchmark」でも2700Xのコスパは優秀
続いては「V-Ray Benchmark」で試してみる。CPUとCUDAを利用したレンダリングを選択できるが、今回はCPUのみの速度を比較した。なお、インテル製CPUでグラフィックスボードを追加したのはこういうソフトもあるためだ。
トップはここでもThreadripper 2920Xだが、2番手のCore i9-9900Kとの差はわずか11秒。そして、その10秒後にはRyzen 7 2700Xが続く。コア数とクロックなりの結果だと言えるだろう。ではV-Rayもコストと処理時間でプロットしてみよう。
コア数が少なく極端に遅いCore i5-9600Kと、コストが高くつくThreadripper 2920Xを除いた3CPUが費用対効果のバランスが良いCPUと言える。クロックの高いCore i9-9900Kには処理時間的にやや劣るが、コストが安くつくRyzen 7 2700Xはこのベンチマークにおいて優秀な選択肢と言える。
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