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サプライズ企画も!

アップアップガールズ(仮)の新曲「愛愛ファイヤー!!/私達(with friend)」リリースイベントをアスキー記者が全通!

2018年11月28日 17時00分更新

 アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」が、約80曲ある楽曲をすべて披露する「Live of All Songs~立ち続ける事~」(通称“全曲LIVE”)に向けて、いろいろなことにチャレンジしていく企画「アップアップガールズ(アスキー)」。その“全曲LIVE”に向けて、11月6日に両A面シングル「愛愛ファイヤー!!/私達(with friend)」がリリースされた。

 この新曲リリースに伴い、11月3日から11月11日にかけて発売記念のリリースイベントが開催された。このリリースイベントに、アスキー記者が全通(※)してきたので、そのイベントの模様をレポートにしてお届けしたい。

※ツアーや一定期間のイベントに全て参加すること

※今回のリリースイベントについて
 今回のリリースイベントは9日間で全15回実施され、各回5曲で構成。新曲の「愛愛ファイヤー!!」「私達(with friend)」は固定、残り3曲が回替わりという形式で実施された。紹介しているセットリストについてはオープニングSEである「Overture(仮)NEO」とMCは割愛している。

11月3日(土) 新宿マルイメン 屋上スペース

 両A面シングル「愛愛ファイヤー!!/私達(with friend)」の発売前後、いわゆる“リリース週間”に行われるリリースイベントはこの日からスタート。会場である新宿マルイメンはステージがビルの屋上に設置され、屋外でのLIVEが大好きなアプガ(仮)には絶好のロケーションだ。この日は12時・15時・18時と3回のステージ。今回のリリースイベントは“全曲LIVE”に向けた予習と復習をするという意味もあり、イベントは新曲の「愛愛ファイヤー!!」「私達(with friend)」と回替わりで3曲の計5曲という構成で行われる。

 12時からの第1部は、「愛愛ファイヤー!!」で会場を暖め、「唇はナイフ」「Be a girl」と6月に発売したアルバムから2曲を披露。その後はLIVEでの人気曲「ジャンパー!」で新宿マルイメンの屋上をLIVE ハウス化させた。最後の「私達(with friend)」の前に、本来1部はスケジュールの都合で不参加の予定だったが、少し早く到着しステージ袖から覗き込んでいた新井愛瞳がメンバーに呼び込まれ登場。私服のままパフォーマンスに参加し、大きな歓声のまま第1部が終了した。

【第1部セットリスト】
1.愛愛ファイヤー!!
2.唇はナイフ
3. Be a girl
4.ジャンパー!
5.私達(with friend)

 第2部は15時からスタート。この回から新井が通常参加となる。1曲目は、5-7月に開催された「アプガ(仮)7周年ツアー」のNIGHT公演でも1曲目であった「最高シャイガール」からスタート。集まったファンはツアーを思い出すように盛り上がる。「愛愛ファイヤー!!」を挟み、3曲目にはファンから熱狂的な人気を誇りながらもパフォーマンスされる回数がとても少ない“レア曲”の1つとなっている「You're the best」を披露。客席からは大きな歓声があがり、サビ部分ではファン同士が肩を組んでステップするいつもの光景が広がった。さらに夏の定番曲の一つである「夕立ち!スルー・ザ・レインボー」が続き、青く広がった空の下でメンバーとファンが一体となって盛り上がった。

【第2部セットリスト】
1.最高シャイガール
2.愛愛ファイヤー!!
3.You're the best
4.夕立ち!スルー・ザ・レインボー
5.私達(with friend)

 第3部はすっかり太陽が落ちた18時からスタート。「アプガ(仮)7周年ツアー」でも好評だったボクシングを取り入れた振り付けに特徴がある「Fighting Girls」、恋に揺れる女の子の友情をテーマにした切なくもポップな「Beautiful Days!」を続けて披露。4曲目のアプガ(仮)が誇るキラーチューンの1つ「バレバレI LOVE YOU」では、メンバーの振りに合わせてサビでファン同士が円になって肩を組む“お決まり”の光景が広がった。

【第3部セットリスト】
1.愛愛ファイヤー!!
2. Fighting Girls
3. Beautiful Days!
4.バレバレI LOVE YOU
5.私達(with friend)

11月4日(日) ららぽーと柏の葉 センタープラザ

 この日はつくばエクスプレスの「柏の葉キャンパス駅」目の前にある「ららぽーと柏の葉」2階中央部にある屋外のイベント広場「センタープラザ」にて全2回のイベント。朝から不安定な空模様で予報も雨、という屋外でのイベントとしては不安のあるロケーションとなった。これまでアプガ(仮)は何度もイベントを開催してきた会場で、子ども連れのファミリー層がショッピングの合間に観覧するのも特徴となっている。また過去いずれも客席側のスペースに花道を設置して自由にパフォーマンスするのが通例となっている。

 15時から始まった第1部は、初期の代表曲である「マーブルヒーロー」からスタート。新曲のリリースイベントだが、“全曲LIVE”に向けた意味合いもあるイベントならではの選曲だ。続いてサビでメンバーがファンに向けて指差しする振り付けが好評な「虹色モザイク」でファンはメンバーからの指差しを楽しみ、単独公演でも終盤で披露されることが多い「アッパーレー」から「私達(with friend)」と続く2曲では、やはりメンバーが客席側に“降臨”し、会場いっぱい使ってパフォーマンスを楽しんだ。

【第1部セットリスト】
1.マーブルヒーロー
2.愛愛ファイヤー!!
3.虹色モザイク
4.アッパーレー
5.私達(with friend)

 ところで、アプガ(仮)はこれまで大事な局面で雨が降らない「晴れ女」のグループとしても一部では有名だが、この日も1部と2部の間に雨が降るも2部が始まる直前に降り止む、という「晴れ女」エピソードをまた一つ増やす出来事があった。

 さて第2部は暗くなりライトに照らされた屋外でスタート。3曲目に「上々ド根性」、4曲目に「お願い魅惑のターゲット」とLIVE定番の“盛り上げ曲”を続けて披露し、会場中に「何か」が起こる熱い雰囲気のままラストの「私達(with friend)」を迎えた。曲の終盤、メンバーが次々に客席後方に集まり、ファンも自身の推しメンバーの動きに合わせて続々と追いかける。ファンはメンバーに対して一定の距離以上には近づかず、それをメンバーもわかっているから“降臨”して自由に動く。これがアプガ(仮)が「ファンとの信頼関係が厚い」と言われる所以だ。最後のサビの部分ではついにファンがメンバーを囲んで全員で大合唱が始まり、「この日でリリースイベントが最終日なのでは…?」と錯覚するような大団円のまま終了となった。

【第2部セットリスト】
1.愛愛ファイヤー!!
2.Runway
3.上々ド根性
4.お願い魅惑のターゲット!
5.私達(with friend)

11月5日(月) タワーレコード 横浜ビブレ店

 平日の初日となったこの日は、神奈川は横浜駅から徒歩5分の距離にあるタワーレコード横浜ビブレ店。タワレコ横浜ビブレ店でのイベントは店内のイベントスペースを利用するイベントとしては珍しく声出しや動くこともOKな会場だ。平日ではあるものの、いわゆる実際にCDが入手できる“フラゲ日”であることと、20時開始という時間設定も奏功し、開始時間にはスペースに収まりきらないほどの人数が集まった。

 1曲目の「愛愛ファイヤー!!」に続いての2曲目はハードなダンスナンバーの「UPPER ROCK」。およそ店内スペースで披露する曲ではないが、これもアプガ(仮)らしいセットリストである。また、LIVE終了後の特典会では横浜市出身の古川小夏を他4人のメンバーがイジる一幕も。平日ではあったが盛況のままこの日のイベントは終了した。

【セットリスト】
1.愛愛ファイヤー‼
2.UPPER ROCK
3.青春の涙
4.セブン☆ピース
5.私達(with friend)

11月6日(火) 池袋PARCO ニコニコ本社

 この日はついに迎えた発売日。会場は池袋PARCOの別館地下2階に常設されている「ニコニコ本社」。「本社」までが会場名であり、(仮)までが正式名称のアプガ(仮)とは不思議な親和性がある会場だ。(※)

 今回のリリースイベントでは新しい取り組みとして、YouTubeLIVEで生配信し、来場することができなかったファンに向けても楽しめるようなチャレンジをしている。この日のイベントは新井の「ニコニコ本社だけど今日もYouTubeLIVEです!」というボケを披露し、つかみはOKの状況でスタートした。2曲目には初期の楽曲である根強いファンが多い「銀河上々物語」、昨年9月に卒業した元メンバーの佐藤綾乃さんが作詞した楽曲で、5人体制となってからはほとんど披露の機会がなかった「YOLO」と、“レア曲”が続けてパフォーマンスされた。池袋駅前というアクセスの良さと、広いスペースを兼ね備えた会場での実施ということもあり、この日も多くのファンが駆けつけ盛況となった。

※ニコニコを運営するドワンゴは東銀座に本社を構えている。

【セットリスト】
1.愛愛ファイヤー!!
2.銀河上々物語
3.YOLO
4.ストレラ!~Straight Up!~
5.私達(with friend)

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