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従来機の1/4の容積に、価格も下がった!

小型でも18Hzの低域が出る、フランス・デビアレのPhantom REACTOR

2018年11月22日 19時48分更新

すべてフランスで生産、アップデートでステレオ化も

 「Phantom REACTORは研究開発に3年間をかけた」とDevialetのアジア太平洋地域のGeneral Managerを務める、ジュリアン・ベルジェル氏は言う。この小型化を実現するために工場での生産が難しかったそうだ。Phantomシリーズはフランス・パリ近郊の工場で生産しており、デザインから生産、組み立てなど「100%フランス製」をアピールする。

主なスペック

 従来の製品と比べると、左右のウーファーが小型化したほか、中央のスピーカーは高音と中音を1つのスピーカーで再生しているため、中高音を分けているPhantom Premierシリーズよりも精細な音を再生できるという。

Phantom Premier(左)とPhantom REACTOR

 つまり、コンパクトである一方で、ハードウェアの進化によって音質も改善したのがPhantom REACTORの特徴だ。さらに、電源ボタンを含めて、操作ボタンがなかったPhantom Premierシリーズに対して、Phantom REACTORでは電源ボタンと電源LEDを搭載。再生/一時停止などのボタン類も追加して操作性を改善させた。

本体上部にコントローラーを配置

スマートフォンアプリでスピーカーのコントロールが可能

 背面にはアナログ、デジタルの入力端子を装備し、ステレオ機器やテレビなどとの接続が可能。無線LAN、有線LAN、Bluetoothにも対応しており、ネットワーク経由でスマートフォンの音楽などを再生することも可能。

本体背面に各入力端子を装備

さまざまな機器と接続が可能になる

 Spotify Connectなどの音楽配信やAirplayもサポート。Bluetoothを使ってスマートフォン経由でその他の音楽配信サービスを再生することも可能だ。

来年第1四半期には、2つのPhantom REACTORを使って左右のスピーカーとして動作させることができるようにソフトウェアアップデートを提供する。このDuo機能を使うために特別なアクセサリーは必要ない

 再生用アプリも用意。従来とは異なりプレイヤーアプリはなく、Phantom REACTORのコントロールに特化したアプリとなっていて、日本語化も行っているという。

各ラインナップと価格

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