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全世界のLegalTech業界における日本のプレゼンス向上に貢献

法律業界のIT化を促進する一般社団法人LegalTech協会が発足

2018年11月21日 16時00分更新

 LegalTech市場の普及・活性化と、世界のLegalTech業界における日本のプレゼンス向上に貢献することを目標とした「一般社団法人LegalTech協会」が設立。代表理事は弁護士の伊澤 文平氏だ。

 「LegalTech(リーガルテック)」とは、法律(Legal)と技術(Technology)を掛け合わせた造語。法律業界ではコミュニケーションの方法としてFAXを利用するなどアナログな側面が多く、他業界と比較してもIT化がきわめて遅いという。法律業界にITの活用を促進する活動を、LegalTechと表現するとのこと。

 LegalTech協会は、LegalTechにおける情報発信などの活動を通して、日本では発展途上とされる法律関連産業の発展を図ることを目的とした団体。国内外の関連諸団体、関係省庁などの情報交換や連携・協力するための活動を経て、LegalTech市場の普及、活性化および世界のLegalTech業界における日本のプレゼンス向上に貢献していくという。上記の取り組みを実現するため、LegalTech協会は次の事業・活動を実施する。

 1.国内外の関連諸団体などとの情報交換や
  連携・協力のための活動(LegalTechMeetup)
 2.ビジネス機会創出のための各種活動
 3.関係省庁や関係団体との連携および意見交換(ガイドラインの
  策定・提言を含む)
 4.LegalTechに関わる調査研究、及び情報発信
 5.その他本法人の目的を達成するために必要な活動

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