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大規模資金調達により、AI活用のMRプロジェクト開始

ゲーム/MR開発のポケット・クエリーズがHEROZと提携

2018年11月16日 14時20分更新

 ゲーム開発やMR(複合現実)に関する開発を行なうポケット・クエリーズは10月29日、AIを活用したサービスを提供するHEROZと資本業務提携契約を締結した。同社はこの提携を通し、MR技術とAIを組み合わせた新たな製品やサービスの開発に取り組むとしている。

 また、ポケット・クエリーズは、南都銀行とベンチャーラボインベストメントが共同で設立した「ナントCVC投資事業有限責任組合」などから資金調達を行なったことも発表。HEROZとの資本業務提携とあわせ、調達額は総額1億円とのこと。

 ポケット・クエリーズは、2010年から3Dを中心としたゲーム開発を主事業としている。MRソリューション開発の際に重要となる「3Dコンテンツ開発技術」や、「MRならではの体や空間を使用したUI/UXの企画・デザイン力」などのノウハウをゲーム開発を通じて培ってきた。提携先となるHEROZは、AIの開発を通じて蓄積した深層学習を含む機械学習などの技術を活用した「HEROZ Kishin」を提供している。

 今回の資本業務提携により、両社の強みを組み合わせてAIによる「分析」をMRによって「見える化」し、さらにIoTによって「社会と繋がる」新技術を用いた製品・サービスの開発プロジェクトを立ち上げるとしている。

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