定番の「3DMark」で大雑把な性能序列をチェックしよう。テストは“Fire Strike”“Fire Strike Ultra”“Time Spy”“Time Spy Extreme”の4つを使用する。
RX 590のコンセプトどおり、Vega 56とRX 580の間にスコアーが着弾しているが、ややRX 580寄りの性能を示している。今回試したRX 580とRX 590カードのブーストクロック比は1:1.13だが、スコアーは1:1.05~1.06とやや伸びていない印象があるが、この程度なら“よくあるケース”ともいえる。
ドライバーが新しければもう少し伸びた可能性もあるだろうが、今回そこまで踏み込めなかったのが残念だ。ただ、RX 590はRX 580の上位互換版であることは十分確認できた。GTX 1060に対しては確かな優位性を示しているため、魅力的なミドルクラスGPUといって良いだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう