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圧倒的な自由度と多種多様な暗殺方法がプレーヤーの感性を刺激する

「ヒットマン2」は半端ない自由度で無限に遊べるステルスアクション

2018年12月06日 17時00分更新

暗殺+αのプレーが可能な6ステージ

ホークス・ベイ

マイアミ

サンタ・フォルチューナ

ムンバイ

ホイットルトン・クリーク

スゴール島

 ヒットマン2では、「ホークス・ベイ」「マイアミ」「サンタ・フォルチューナ」「ムンバイ」「ホイットルトン・クリーク」「スゴール島」といった全6ステージを用意している。ご存知の通り、本作はターゲットを暗殺することが目的。だが、NPCの行動を観察したり街を探索したりするという別の遊び方もあるので、やり込み要素は豊富といっていいだろう。世界を股にかけて仕事をこなすゴルゴ13のような気分を味わえる。

ヒットマン2は自由すぎるステルスアクションゲーム

 

 私がヒットマンシリーズのファンになった要因は、創作意欲を引き出す「自由度」にある。前述したとおり、ヒットマンシリーズの醍醐味とは自由度の高さだ。「このゲームは100%自由です。さぁ、好きなだけ遊んでください」といわんばかりの圧倒的な自由さが、プレーヤーの想像力を掻き立てる。ミッションストーリーに従って暗殺してもいいし、創意工夫を凝らしてオリジナルの暗殺手段を創作してもよいのだ。

 自由度が高いだけでなくやりこみ要素も前作以上に多いため、リプレー性はかなり豊富。つまり、ヒットマン2は自由という無限の可能性が凝縮されたゲームなのである。

ヒットマンシリーズの面白さをしっかり維持しているのがグッド!

 前作のヒットマンは「原点回帰」というコンセプトを基に制作されており、シリーズ第4弾の「ヒットマン:ブラッドマネー」以前と同様のゲームプレーを再び体験できるのが特徴。ヒットマン2をプレーした際は、懐かしさと骨太な難易度を味わえた。

 さらにシリーズ特有の恐怖をしっかり維持している点もポイント。変装がバレるかもしれない恐怖、敵に見つかったときの恐怖、立ち入り禁止エリアに潜入したときの恐怖が、プレーヤーに手に汗握るような緊迫感を提供する。ハラハラドキドキのステルスプレーを堪能してもらいたい。

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