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現在は初期プロトタイプ段階だという

フェイスブック、ARグラス開発を認める

2018年11月09日 14時30分更新

Oculus買収は2014年なので、そろそろ大きな展開があってもいい頃 

 フェイスブックはARグラスの開発を進めていることを明らかにした。これはフェイスブックのAR部門トップであるFicus Kirkpatrick氏がメディアTechCrunchのイベントで語ったもの。「もちろん(ARグラスの開発を)進めています」、「現在ハードウェアの開発を進めており、今後も継続していきます。ARグラスを現実化したいですし、我々はそのために貢献できると考えています」とKirkpatrick氏は答えている。

 この製品が過去に親会社のOculusが取得した、AR/VR/MRの眼鏡型デバイスで用いるディスプレイの特許と関係するかなどの詳細は分かっていない。Kirkpatrick氏によれば「現時点ではデモ用のデバイスもなく、設計段階・ごく初期のプロトタイプ段階」とのこと。お目見えがあるとしてもずいぶん遅くなることが予想される。

 フェイスブックは2017年4月に開催した開発者会議F8にて「フルARの実現によって、メガネ型のARデバイスを世界中の数十億人が常用するようになり、スマホに取って代わる」という未来を語った。CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、ARを「最終的に目指すプラットフォーム」と明言。VRはそれに至る過程だと説明している。

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