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釣り方のビッグデータ化を目指すIoTデバイス

水中環境を計測できるIoTルアー「スマートルアーα」

2018年11月08日 17時45分更新

「スマートルアーα」

 スマートルアーは11月6日、水中環境やルアー(疑似餌)のアクションをセンサーで計測できる世界初をうたうIoTルアー「スマートルアーα」を開発。実証実験を勧めている。

  スマートルアーは水中環境や気象条件、釣り人の行動をビッグデータ化し、釣り人向け情報サービスを提供することを目的としたスタートアップ。詳細な釣り関連データを自動的に生成・記録し、得られたデータを分析して「どのような釣り方をすれば釣果が上がりやすいか」といった情報提供を行なう予定。

 スマートルアーαは市販ルアーをモデルに形状や重さをほぼ同じにした試作品。自然湖や実験水槽でのテストで加速度や温度、照度などを計測しており、従来は高速度カメラのような特殊な機材がなければ確認できなかったルアーの詳細な動きをデータ化するなどの成果を挙げているという。2019年のIoTルアー発売に向けて複数のルアーメーカーと協議を進めている。

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