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走行場所に合わせて観光情報を表示

KDDIがVRを活用した自動運転の実証実験

2018年11月06日 13時30分更新

 KDDIと長野県・飯田市は、一般公道を自動運転車で走行し、3Dマップと連動したVRコンテンツの実証実験を実施した。自動運転車に乗車中、VRデバイスを通して走行場所に合わせた観光情報が表示されるというものだ。今回の発表とあわせて、KDDIと飯田市は地域活性化を目的に、XR(AR/VR/MR技術)や自動運転技術を活用する包括協定を締結したことも発表している。

 本実証実験は2018年11月3日、飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」にて実施された。飯田市の東和町ラウンドアバウトにて、一般公道を自動運転車で実際に走行しながら、走行場所や沿道風景に合わせた観光情報をVRデバイスを通じて表示するというもの。

 今回の実証実験は、2027年開業予定のリニア中央新幹線の停車駅となる飯田市において、駅から観光地への区間の自動運転、VRを活用した利便性向上を目的としている。

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