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せやろがいおじさん 大先輩ダウンタウンに反論したワケとは?

松本人志「死んだら負け」発言に叫ぶ後輩芸人 SNSで話題

2018年11月12日 10時00分更新

東京五輪ボランティア「あのテンションは恥ずかしい」

── 東京五輪ボランティアの動画が話題になったのは、Twitterの無断連載ですよね?

 そうですね。無断で乗っけてくれた方のおかげで広がったので、ちょっと難しいとこがあるんですけど(笑)。

── あの動画は、どういう意図で発信したんですか?

 僕自身、正直、東京五輪のボランティアについて、勉強してなかったところもありました。ただ、条件だけ見たときに「今の日本でこれできる奴いるんか!」と思って。「上の人たちはお金もらいながら、この条件でやるんかい!」みたいな、ちょっとモヤモヤしたものを感じてやってみました。思った以上に広がったので、自分でもびっくりしてる感じですね。

── 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会によると、10月17日午前11時時点で、約4万7000人が応募を完了。ボランティアは目標の過半数を突破したようです。どう思われますか?

 「単純に凄いな!」と思いました。「五輪で得られる経験とか体験を求めて、あの条件のなか、参加する人たちがこんないるんだ!」っていうのは、素晴らしいことだなと。ガヤ飛ばしてた自分の心配が杞憂だったし、あのテンションで言ったのが恥ずかしいな、っていうがちょっとあります(笑)。

沖縄での認知度は、本人曰く「こっちの芸人のなかでは高いほう」で「10人いたら3人ぐらいは知ってる」ぐらいの感じだとか。

── 社会問題をネタにするのに不安はありましたか?

 五輪のときは社会問題を扱うみたいな意識はなくて、ただもうガヤを飛ばすぐらいの気持ちでした。五輪動画の後くらいから「ちゃんと1個1個ちゃんと考えて、やらんとな」と思い始めたのはありますね。

── 社会問題に言及するときのこだわりは?

 一応、お笑い芸人をさせてもらってるんで、芸人が発信する以上は笑いが入ってないとダメだなと思って、笑いは必ず入れようとしています。(動画を作っていて)やっぱり、ユーモアのパワーを感じたというか。ちょっと馬鹿馬鹿しさとか、ユーモアで包むことによって、割と主張がすっと染みこみやすいみたいな、導入液的な効果があるな、というのが発見だったかもしれないですね。

芸人になる前は、学生のバスケットボールの指導者になることが夢だったという。これまでのインタビューでは、国語の教員が目標と回答してきた。本人曰く「何回かインタビューを経るうちに、別に国語の先生になりたかったわけじゃないなって気づいて」。

(次ページでは「まわりの芸人には「YouTuber(笑)」と馬鹿にされた」)

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