AMDのミドルレンジ向けGPUである「Polaris 20」こと「Radeon RX 580」(以下、RX 580)は2017年4月に発表され、2018年10月時点で1年半が経過した。同様に、「Vega 10 XT」コアを採用する「Radeon RX Vega 56」(以下、RX Vega 56)も2017年8月にリリースされてから、1年以上が過ぎている。
その間、グラフィックスドライバーはバージョンアップを重ねており、現時点では「Radeon Software Adrenalin Edition 18.9.3」が最新バージョンとなっている。しかしながら、一度PCを自作した後は、ドライバーのアップデートは意外に忘れがちになる。
一般的に、グラフィックスドライバーは、バージョンアップごとにゲームの最適化が進み、パフォーマンスが改善すると言われている。この定説はRX Vega 56やRX 580にも当てはまるはずだが、どの程度の性能向上を果たしているのだろうか。
そこで、実際にこれらのGPUで新旧のドライバーをインストールし、ベンチマークのスコアーやゲームのフレームレートに変化が見られるか確認してみたい。
18.9.3と17.8.1でパフォーマンスを比較
PUBGでドライバーアップデートの効果絶大
さっそくテスト環境について説明していこう。今回、グラフィックスカードにはRX Vega 56リファレンスカードと、RX 580を搭載するASUSの「ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING」を利用。グラフィックスドライバーには、現時点における最新版となる18.9.3と、RX Vega 56発表後にリリースされた同GPU対応版となる17.8.1を使用した。
つまり、2017年8月初めと2018年9月末の両バージョンのドライバーで性能を比較しようというわけである。なお、CPUにはそれがなるべくボトルネックにならないよう「Core i7-8700K」を用い、それ以外のテスト環境は表のとおりとなる。
【検証環境】 | |
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CPU | Intel「Core i7-8700K」(6コア/12スレッド、3.7G~4.7GHz) |
ビデオカード | AMD「Radeon RX Vega 56リファレンスカード」、ASUS「ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING」(Radeon RX 580) |
マザーボード | ASUS「ROG STRIX Z370-F GAMING」(Intel Z370) |
メモリー | DDR4-2666 8GB×2 |
ストレージ | SAMSUNG SSD 850 EVO「MZ-75E500B/IT」(Serial ATA 6Gbps,500GB) |
電源ユニット | SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」(1200W、80PLUS Gold) |
グラフィックスドライバーー | Radeon Software Adrenalin Edition 18.9.3、Radeon Software Adrenalin Edition 17.8.1 |
OS | マイクロソフト「Windows 10 Pro 64bit版」 |
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