OPPO Japanは、以前からSNS上で登場を予告していた、同社フラグシップ機「Find X」の国内リリースを発表した。発売日は11月上旬以降を予定しており、価格は税抜11万1880円。
今年になって国内参入を果たしたOPPO。すでに「R11s」「R15 Neo」「R15 Pro」の3機種をリリースしており、特にR15 Proは防水に加えて、おサイフケータイに対応するなど、国内市場に向けての意気込みを見せたモデルと言えるが、クラス的にはミドル〜ミドルハイに位置付けされる。
これに対して、Find Xは文句なしのハイエンド級。OPPOが欧州圏に参入する際にリリースしたモデルであり、まさに同社の看板的な存在だ。最大の特長は画面占有率93.8%という19.5:9の6.4型有機ELディスプレー(1080×2340)。これまでも超狭額縁で“フルディスプレー”と呼ばれたスマホは多数あるが、さらに一段階上を行っていると言える。
というのも本機にはインカメラ用のノッチがないためだが、それを実現しているのがカメラの仕組み。カメラアプリを立ち上げたり、顔認証を利用する際など、一瞬でカメラ部分が背面からスライドする仕組みになっている。もちろんカメラ自体も高性能。アウトカメラは、20メガ+16メガのデュアル、インカメラは25メガと高画素で「A.I.インテリジェント3Dカメラ」により、顔のパーツを3Dで分析して、的確に補正してくれるという。
そのほかのスペックも充実している。CPUは現行ハイエンドのSnapdragon 845で、8GBメモリー、256GBストレージなどを搭載。バッテリーも3400mAhと大容量で、Super VOOCによる高速充電に対応。ネットワークではDSDVが利用できる(VoLTEはau、Y!mobileに対応)。カラバリはワインレッド、サイレントブルーの2色。
OPPO「Find X」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 6.4型有機EL(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340ドット |
サイズ | 74.2×156.7×9.6mm |
重量 | 約186g |
CPU | Snapdragon 845 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | × |
OS | Android 8.1(Color OS 5.1) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13 /17/18/19/20/25/26/28/29/32/66 /34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:16メガ+20メガ /イン:25メガ |
バッテリー容量 | 3400mAh |
SIM | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ワインレッド、サイレントブルー |
価格(税抜) | 11万1880円 |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります