週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏死去

2018年10月16日 17時45分更新

 マイクロソフトをビル・ゲイツ氏と創業するなど、コンピューター業界に大きな貢献を果たしたほか、NFL シアトル・シーホークスのオーナーとしても知られるポール・アレン氏(Paul Gardner Allen)が亡くなったことがわかった。

 アレン氏は1953年、シアトルの生まれ。シアトルの名門私立校であるLakeside Schoolで、2歳年少のゲイツ氏と知り合い、ともにコンピューターに熱中する。大学中退後はハネウェルに勤務。ハーバード大学に進学していたゲイツ氏を説得して、1975年にマイクロソフトを創業する。

 マイクロソフトでは、1980年にDOSの元になる技術の買収とIBMへの売り込みに成功。大きな富を得ることになる。一方で1982年からは闘病生活を開始し、マイクロソフトを退社。一度は復帰するものの再び離れている。

 その資産を活用した行動でも広く知られており、母校のワシントン州立大学をはじめ、科学技術や医療などへ多数の寄付や出資をしている。また、歴史的な兵器への興味も深く、戦艦武蔵の発見でも話題となった。

 スポーツ好きでも知られ、1997年はNFLの地元チーム、シアトル・シーホークスのオーナーに就任。新スタジアムの建設にも携わり、2014年にはついにチーム初のスーパーボウルリングも獲得している。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります