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サイバー兵器のマルウェア「Stuxnet」が題材

サイバー戦争を「マルウェア視点」で体験するVR作品がエミー賞受賞

2018年10月16日 15時15分更新

 2018年10月1日に行われた、第38回エミー賞にて、VR作品「Zero Days VR」がドキュメンタリー部門で入賞した。同賞はアメリカのテレビ作品を中心とした映像作品に与えられる賞であり、2017年に続いてVR作品が受賞した形となる。

 Zero Days VRは、サイバー兵器のマルウェア「Stuxnet」を題材としたドキュメンタリー。サイバー攻撃を受け、国家間政治に打撃を与えられた世界が急速に変化していく様子を描いている。本作品の最も特徴的な点は、サイバー攻撃の世界を「マルウェアの視点から」映し出していること。Zero Days VRを製作したメディアスタジオ「Scatter」はニューヨークを拠点とし、AR/VR技術を使った没入型ストーリーの専門スタジオとして活動を続けている。

 Zero Days VRはSteamやOculus Storeでも購入でき、Oculus RiftやHTC VIVEなどで視聴可能。Oculus Storeはこちら、Steamはこちら。なお、対応言語は英語(日本語未対応)のみとなっている。

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