資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは10月9日、平成30年度 宅地建物取引士(以下、宅建士)試験に合わせ、AIによる試験出題予測サービス「未来問」を、ガウスと提携し開発したと発表。
平成元年~29年までに実際に出題された29年分の過去問題1450問を教師データとして学習させ、そこから2段階のプログラムを経て今年度出題されるであろう問題を50問作成する。
具体的には、まず1450問の教師データを93カテゴリーに分類し、それら93カテゴリーの年度ごとに出題数を学習させ、今年度の試験に出題されるであろうカテゴリーを50問予測する。その後、予測したカテゴリーの中から問題をランダムにピックアップ。現在、過去問題をもとに出題予測を繰り返した結果、的中率70%を記録しているという。
なお未来問は、資格スクエア利用者および一般利用者に無料提供している。今後は他試験でもAIによる模試作成を進めるという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります