8月にドイツのIFAで発表された「Xperia XZ3」(ソニーモバイル製)が、auから「Xperia XZ3 SOV39」として発売される。
Xperia史上初となる有機ELディスプレーを搭載し、ソニーのテレビ「ブラビア」の技術を投入。色彩のコントラストや漆黒など、映像美を追求した。HDR対応はもちろんのこと、SDR(標準規格)の映像もHDR相当に自動でアップコンバートする。
スペックはディスプレーが6型有機EL(1440×2880ドット)、SoCがSnapdragon 845(2.8GHz+1.8GHz、オクタコア)、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。中身はXperia XZ2とほぼ同等だが、3D曲面のディスプレーを採用し、デザイン的にやや薄くなった。湾曲した両端をダブルタップすると、ユーザーの使い方に合わせて次に使うアプリをAIが予測、最適なアプリやクイック設定項目を配置してくれるUI「サイドセンス」を採用している。
カメラは2眼ではないものの、リアカメラが1920万画素、インカメラが1320万画素とXperia XZ2よりスペックが上がっている。とくにインカメラのF値は1.9と明るく、美肌加工や背景ぼけ撮影が可能なポートレートセルフィーモードが新搭載された。さらに、スマホを横向きに構えると自動的にカメラが起動する「スマートカメラ起動」が加わり、カメラ撮影がさらに便利になった。
また、OSは最新のAndroid 9(Pie)を冬春モデル唯一最初から搭載。防水防塵機能やワイヤレス給電規格のQi対応などは、Xperia XZ2を踏襲する。カラバリは、ブラック、ホワイトシルバー、ボルドーレッド、フォレストグリーンの4色をラインナップ。
Xperia XZ3 SOV39 | ||
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メーカー | ソニーモバイル | |
ディスプレー | 6型有機EL | |
画面解像度 | 1440×2880ドット | |
サイズ | 約73×158×9.9mm | |
重量 | 約193g | |
CPU | Snapdragon 845 2.8GHz+1.8GHz(オクタコア) |
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内蔵メモリー | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64GB | |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) | |
OS | Android 9 | |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) | |
カメラ画素数 | リア:1920万画素(F値2.0) /イン:1320万画素(F値1.9) |
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バッテリー容量 | 3200mAh | |
FeliCa/NFC | ○/○ | ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ | |
生体認証 | ○ | |
USB端子 | Type-C | |
連続待受時間 | 約520時間 | |
連続通話時間 | 約2240分 | |
カラバリ | ブラック、ホワイトシルバー、ボルドーレッド、フォレストグリーン | |
発売時期 | 11月上旬 |
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