ワイヤレスでリアスピーカーを鳴らせる、ヤマハのMusicCast サラウンドを試す
Wi-Fi対応の「MusicCast BAR 400」で、ガルパンの5.1ch再生に挑戦です!
©GIRLS und PANZER Projekt
話題のガルパン総集編を、劇場でも家でも楽しみたい
いま劇場でアニメを観るのが面白い。人気の高いアニメ作品が「劇場作品」にステップアップするのは既定路線。OVAのイベント上映を含めれば、かなりの数の作品を劇場で楽しめる。
アニメを劇場で楽しむ理由のひとつが「音へのこだわり」だ。こだわって制作した5.1chのサラウンド音声などコンテンツ自体の魅力はもちろんだが、「極上爆音上映」をはじめとして、こだわりの音響設備を整えた映画館での、より迫力のある上映も人気を加速している。
そのきっかけを作った作品と言えば、『ガールズ&パンツァー』だ。
可愛い女の子を主人公としながらもミリタリーファンも驚くような迫力ある戦車戦が描かれたアニメ作品だ。テレビアニメとしてスタートしたが、BD版では重低音を付加して砲撃の迫力が倍増した2.1chの音声も収録。その後のOVAでは4.1ch、『ガールズ&パンツァー 劇場版』は5.1chの音声にグレードアップした。
現在進行中のOVA作品『ガールズ&パンツァー 最終章』では5.1ch制作に加えて、ドルビーアトモス、DTS:X音声での劇場公開も実施されており、まさに最新のサラウンド方式を取り入れたアニメ作品となっている。
そんなガルパンの魅力を手短に知りたいという人にピッタリなのが、現在、絶賛劇場公開中の『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』だ。テレビシリーズとOVAの物語を120分の尺にまとめたものだが、単なる再編集ではなく、音声を5.1chにリニューアルしている。
いかにこの作品が、音の良さにこだわっているかがわかるだろう。
作品の魅力は音で増す、でもサラウンドはハードルが高め!?
臨場感あふれるサラウンド音響と、身体を震わせるような迫力ある音はアニメの楽しさを倍増させてくれるし、一度体験してしまうともう後には戻れない実感がある。その音はやはり劇場で体験してもらいたいが、気に入った作品であれば、BDやDVDを購入して何度も楽しみたいもの。できればサラウンドシステムを導入して、映画館の再生に自宅でも迫っていきたい。
しかし、サラウンドシステムの導入は敷居が高いと感じている人も多いようだ。
一度は導入を考えるものの、実現には至らない場合も少なくない。一番のハードルは5.1chのサラウンド再生のために、スピーカーが5本、低音用のサブウーファーが必要で、ただでさえ配線が複雑なテレビ周りに加えて、部屋の後ろにもケーブルを這わせなければならないからだ。
映画やアニメ鑑賞のための専用ルームならばともかく、生活の中心となるリビングのあちこちにスピーカーを置くというのは、なかなかハードルが高い。部屋の利用できるスペースが狭くなりがちだし、掃除の邪魔にもなる。家族の評判もイマイチで、憧れつつも断念している人は少なくないだろう。
©GIRLS und PANZER Projekt
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