週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ユーザーのフィードバックを反映

Valveの新型VRコントローラー、開発者版がアップデート

2018年10月02日 21時00分更新

 Valveが開発する新型コントローラー「Knuckles」の開発者版がアップデートされ、新たに「Knuckles EV3」が発表された。EV2の発表からわずか3ヶ月。前回ほどの大幅な変更点はないが、ユーザーのフィードバックを受けた改善点が素早く盛り込まれている。

 Knucklesは、Valveが2016年末のSteam Dev Daysで発表した新型コントローラー。現在SteamVRで使われているHTC Viveのコントローラーは、指の動きを再現することが難しいが、Knucklesでは5本の指全てを認識する仕組みが搭載されている。このため、VRの中でも指を動かし「握る」、「指を立てる」といった動作が可能となる。

 Valveは2016年後半からプロトタイプ版の開発を始め、これまでエルゴノミクスの改善のためにコントローラーの形状を大きく変更している。2017年に開発者キットが配布され、2018年6月に改良版の「Knuckles EV2」が発表された。

 EV3の変更点は以下の通り。

ストラップ
・ストラップ調節用マーキングの追加
・ストラップネジのスリム化
・紐の短縮
トリガー
・バネの強化
・アッセンブリーと信頼性の向上
システムボタン
・誤操作防止のため配置を変更
グリップ
・グリップフォースセンサーのユニット間のばらつき低減
バッテリー寿命
・バッテリー持続時間が2時間増加
・1回の充電で7~8時間プレイ可能
その他
・LEDライトの色彩改善
・USBポートの配置変更で充電器やデータケーブルの接続を容易に
・フィット感の向上
・信頼性向上

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります