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米・通信大手ベライゾンらがコンテストを開催

AR/VR×5Gで教育を変える案を募集 賞金総額1億円

2018年10月01日 14時45分更新

 米国の通信大手ベライゾンとメディア・先端技術に関する団体「NYC Media Lab」は、教育現場へ5G通信を用いたAR/VR技術などを導入するコンテストを開催する。遠隔地教育の促進や、教室での授業体験をより豊かに変えることを目的としている。賞金総額は100万ドル。

 コンテストでは、リソースが不足するミドルスクールの教育現場へのアイディアを募集。教育現場では、授業に集中できない生徒への対応や、STEM教育に通じた指導者への要請といった様々な問題を抱えている。応募者は5G通信とAR/VR、AIや機械学習技術を活用し、これらの課題への解決策を提案する。応募者には大学や研究機関といった非営利組織が想定されている。

 コンテストの応募は専用サイトにて実施。応募期間は10月15日から11月30日まで。教育業界や技術の専門家らが審査を行い、10のプロジェクトを選出する。選ばれたプロジェクトにはそれぞれ賞金10万ドルと、ベライゾンの5Gネットワーク、トレーニングリソースへのアクセス権が与えられるという。

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