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新型iPhoneが出た今こそ「HUAWEI P20」の実力をチェック!

2018年09月28日 12時00分更新

 ライカとの共同開発やカラーとモノクロセンサーの組み合わせによるデュアルカメラなど、スマートフォンのカメラ機能ではここ最近、業界を牽引してきたのがファーウェイのPシリーズ。その最新モデルが「HUAWEI P20」。価格は公式サイトからの直販で7万5384円(税込)となっている。

5.8型(1080×2244ドット)の「HUAWEI P20」

 ファーウェイのPシリーズは最上位モデルの「HUAWEI P20 Pro」を国内ではドコモからのキャリア版専用としてリリースしているため、SIMフリーモデルにはHUAWEI P20が提供されている状況だ。

 今回はこのSIMフリーの「HUAWEI P20」をレビューする。

ブラックモデルの背面

レンズは2眼だが、スペック的には問題なし

 ディスプレーサイズは5.8型で解像度は1080×2244ドット(アスペクト比は18:7.9)。ディスプレー上部には切り欠き(ノッチ)があり、フロントカメラやセンサー、レシーバーなどが配置されている。ディスプレー下部には指紋認証センサーを搭載しているので、下部のベゼルにはやや幅がある3辺狭額縁デザインだ。

横幅は16:9なら5型前半のサイズなのでグリップしやすい

電源ボタンに差し色が施されている

本体上部の切り欠きは台形

 指紋認証センサーは設定でホームボタンなどナビゲーションキーとしても割り当てが可能。その際には画面上のソフトウェアキーを非表示にできる。さらに画面上部の切り欠き部分も目立たないように設定可能なので、カスタマイズ次第で画面を効率良く活用できる。

ノッチを目立たないようにする設定も用意されている

「ノッチを隠す」にすると画面上部が黒いラインになる

指紋認証センサーはディスプレー下部に配置

ナビゲーションキーの機能を指紋認証センサーに割り当てて、ソフトウェアキーを非表示にした状態

指紋認証センサーをスワイプしたりすることで、「戻る」などの操作が可能

 本体サイズは約70.8×149.1×7.65mmで、重さは約165g。5.8型とはいえ縦長のディスプレーのため幅は狭く、手の小さな女性でも片手で握って操作しやすいサイズになっている。

 USBはType-Cでイヤホンジャックはなく、有線のイヤホンを接続する場合には、付属のアダプターを使用する。BluetoothでもaptX/aptX HD、LDAC、HWAといった規格に対応しているので、ワイヤレスでも高音質での音楽再生は期待できる。

重量は約165gと最近のハイエンドモデルとしては軽量

コネクターはType-Cのみ

 SIMスロットはピンで押し出すトレー式で、デュアル仕様。DSDSに対応しているので、日本国内でも同時待ち受けが可能。ドコモ版のHUAWEI P20 ProはシングルSIMなので、海外渡航の機会が多いなどデュアルSIM目当てのユーザーにはHUAWEI P20がオススメ。ただし、au網には非対応なので、格安SIMで運用する場合はドコモ系かソフトバンク系のMVNOを選ぶ必要がある。またmicroSDカードは利用できず、写真や動画などの保存は本体の内蔵ストレージ(128GB)のみとなる。

デュアルSIM使用だがau回線とmicroSDカードには非対応

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