Kids Publicは10月17日、産婦人科領域に特化した遠隔健康医療相談サービス「産婦人科オンライン」を開始すると発表した。
月・水・金の18時~22時の間、10分間の予約制で産婦人科医・助産師に相談可能。「妊娠中の食事や服薬について教えてほしい」 「産後2ヵ月になるけれど気分の落ち込みがひどい」 など、妊娠中の悩みやお腹の赤ちゃんについて、出産のこと、産後の心身の悩みまで幅広い相談に専門家が対応する。
産婦人科オンラインを統括するKids Publicの産婦人科統括部の重見大介医師は、現役の産婦人科医でもある。大学院で公衆衛生学の研究を進める中で、病院にいるだけでは解決できない課題があることから、このようなサービスを自ら実施しようと考えていたときに「小児科オンライン」を運営するKids Public橋本代表と出会ったという。
先行する姉妹サービスである「小児科オンライン」のほうは、すでに医師45名が参画する体制となっているが、産婦人科は再びのスモールスタートとなる。チャットを使った普段のコミュニケーションが医師とできる点で、ニーズは確実にあると重見氏は語る。電話対応しか難しい医院側にとっても、サービスの連携によって不要な受診や連絡の減少にもつながる見込みだ。
まずは現状は実績を作る段階として、サービスを実際に運営しつつ、提携する産科やパートナー企業・自治体を求めるという。
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