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iPhone XS発売会場でソフトバンク副社長が携帯料金の割高報道に言及「大きな変更はない」

2018年09月21日 14時15分更新

 ソフトバンクは、9月12日に「iPhone XS」「iPhone XS Max」「Apple Watch Series 4」発売セレモニーを開催。イベント終了後に同社代表取締役副社長 執行役員兼COOの榛葉 淳氏が報道陣の囲み取材に応じた。

 まず、今回の予約状況について。iPhone XS 64GBモデルは12万1824円とこれまで以上に高価であり、加えてソフトバンクは端末割引もない中で影響はないかと聞かれると、「予約状況は順調に推移している」と回答した。4年で端末価格を支払う48回払い「半額サポート for iPhone」にも触れ、「半額サポートを利用してもらえたら」と答えた。

 また半額サポート for iPhoneは現状、「対象機種を新スーパーボーナス(48回払い)で購入すること」が加入の条件になっているが、いまのソフトバンクユーザーは適用できるようにするのか、という質問に対しては「最終の調整中」と回答。「新規はもちろん、既存のユーザーも大切なので、いま調整している段階」とのこと。

料金値下げ迫る総務省に対して「大きな変更はない」

 総務省が「電気通信サービスに係る内外価格差調査(PDF)」でスマホの料金プランについて、月20GBの場合他国より東京の方が高いと発表するなど、料金の値下げを迫っているとも取れる報道については「ゴールは一緒だと考えている」と述べた。

 「大原則は総務省の指導のもとずっと進んできた。我々もユーザーのことを考えてやっている。大きな変更はなく、これからも積み上げてきたものをやっていきたい」とし、また「お客様の選択肢をどれだけきっちり揃えられるか。そういった意味では、Y!Mobileとソフトバンクの2つのブランドを幅広く、いろんなユーザー・利用シーンに合わせて用意しているので、訴求していく」と回答。

 さらに「月50GBのプランや20GBプランもあるが、○○GBで料金いくらだけではなく、つながりやすさ、サポートといったトータルでまだまだ努力していかなければならない。ただ、道は間違っていない」とした。

 最後にApple StoreからiPhone SEとiPhone 6が消えたがY!mobileは? という質問については、「ブランドとしてどうするか検討中」と答えた。

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