週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「iPhone XS Max」映像視聴に重宝すること間違いなし

2018年09月13日 19時20分更新

iPhone XR

決して「廉価」ではない「iPhone XR」

 本体カラーがイエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルー、プロダクトレッドという全6色。

 有機ELディスプレイではない、6.1インチの液晶を使ったモデル。解像度は1792×828ピクセルで326ppi。本体サイズは高さ150.9mm×幅75.7mm×厚さ8.3mm、重さは194g。

iPhone XR

iPhone XR コーラル

 世間では「廉価版」という声もあるが、10万円を切る程度の価格であり、決して「廉価」ではない。ただ、上位モデルとは異なり、液晶を採用し、解像度もiPhone XSに比べると低い。3D Touchには非対応で、背面カメラは1つなど、スペック的に全体的にコストを削っている感じ。

iPhone XR ブラック

iPhone XR ホワイト

 ただし、実際に触ってみると、高級感があり、色の艶もそれなりにあり、「この色のiPhoneが欲しい」と指名買いで売れていきそうなポテンシャルを持っている。iPhone XSと比べると、解像度の低さが気になるが、あくまで「スペックを比べると」の話であり、実際にiPhone XRを見ると、充分に満足できる解像度となっている。3D Touch非対応も、あまり不自由には感じないだろう。

iPhone XR イエロー

iPhone XR ブルー

iPhone XR プロダクトレッド

 ひとつだけ、ちょっと気になったのが本体の厚みだ。

 iPhone XSは有機ELで自発光ため、薄く作る事が可能だ。そのため、iPhone XSの厚さは7.7mmだ。iPhone XRは液晶のため、光るためにはライトが必要であり、そのため、厚みは8.3mmとなっている。0.6mmの差ではあるが、意外と気になってしまった。

 ただ、これも「iPhone XSと比較して」の話であるため、iPhone XSを見ないで、iPhone XRを購入すれば何ら問題ないだろう。


筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事