週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

おしゃべりや歌や踊りなどのエンターテインメント機能搭載

「コミュニケーション・ロボットATOM」の完成版が10月に発売

2018年09月10日 20時40分更新

 VAIOは9月10日、10月1日から同社が組み立てた完成版「コミュニケーション・ロボットATOM」が家電量販店、百貨店のロボット売り場、講談社 ONLINE STOREなどで全国一斉発売すると発表した。価格は22万9932円。

コミュニケーション・ロボットATOM

ロボットと人間が対話する様子

 2017年2月22日、講談社と手塚プロダクション、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOの5社が「鉄腕アトム」の精神を受け継いだ「ATOMプロジェクト」を立ち上げた。新しいエンターテインメント・デバイスとして「家族の一員になるロボット」を目指し、ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツなど各社の強みを生かした最新の技術やノウハウを注ぎ込んだとする。

50を超えるエンターテインメント機能

家族の一員として愛されるロボット

 キャラクター性・自然対話・エンターテインメントの3つがキーワードとなっている。VAIOは完成版の組み立てと、本体で使用している電気系統のメインボードなどの基板実装を担当。ロボットに搭載するOSとフロンドエンドAIは富士ソフトが担当し、自然対話プラットフォームの「雑談対話」と「思い出を覚えて、会話に生かしていく機能」はNTTドコモが担当している。ATOMらしい会話のもとになる10万以上のシナリオの作成や、さまざまなエンターテインメント・コンテンツの開発、企画・プロデュース、販売は講談社が担当する。

 そのほか、あくびやくしゃみなど人に似た仕草や、歌や踊り、本の読み聞かせなど50を超えるエンターテインメントの機能が搭載されており、家族みんなに愛されるキャラクターに仕上がっているという。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります