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4K液晶&デュアルカメラが魅力のXperia XZ2 Premium使い勝手は?

2018年09月05日 12時00分更新

 今回レビューする端末は、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia XZ2 Premium」。Xperiaシリーズで、初めてデュアルカメラを搭載したことで注目されるハイエンドモデルだ(※海外向けにはインカメラに標準+広角のデュアルカメラを搭載した「Xperia XA2 Ultra」が発売されている)。

 デュアルカメラは約1920万画素(カラー/F値1.8)+約1220万画素(モノクロ/F値1.6)の組み合わせで、ソニー独自の画像融合処理プロセッサー「AUBE」を採用した「Motion Eye Dualカメラシステム」を搭載。発売に先駆けてメディア向けに開催された説明会などでは、特に暗所での撮影に強いことがアピールされていた。そのデュアルカメラで実際に撮影した写真なども交えて、Xperia XZ2 Premiumの使い勝手をチェックしていく。

約5.8型のTFTディスプレイは、4K(3840×2160ドット)の解像度を誇る

デュアルカメラは約1920万画素+約1220万画素。その下に指紋センサーを配置

リッチな質感のボディーだが、いかんせんデカくて重い!

 Xperia XZ2 Premiumを初めて手にした時の印象は「でかい、重い」だった。本体サイズは約H158×W80×D11.9mmで、重さが約236gなので、おそらく、ほとんどの人が同じ感想だと思う。

横幅が80mmもあるので、片手での操作は難しい。というか無理

画面を縮小表示する「片手モード」を備えている

 今年は、画面アスペクト比が18:9の縦長ディスプレーを搭載する機種が増えているが、Xperia XZ2 Premiumは従来モデルと同じ16:9。「慣れ親しんだ」ともいえるし「新味に欠ける」ともいえるディスプレーだ。しかし、解像度は3840×2160ドットで、4K HDRの動画再生にも対応している。高性能カメラで撮った写真も、そのままの画質で表示できる。

ディスプレーの美しさは期待通り。16:9の画面比率は「トレンドに遅れている」といえる反面、「効率よく使えるベストな比率」ともいえる

ディスプレーに表示される色調を、よりナチュラルにしたり、よりダイナミックにしたりもできる。ほかに、動画再生時の高画質処理のオン・オフもでき、画質にこだわる人の満足度は高そうだ

 曲面ガラスを用いて、艶やかな光沢を放つ背面パネルは、リッチな質感。かなり幅太の端末ではあるが、男性の手にはしっかりフィットするように思う。背面のセンターにデュアルカメラと指紋センサーが配置されているのだが、慣れないうちは、カメラのレンズに指をあててしまった。個人的には、指紋センサーは、従来モデルのように側面の電源ボタンに搭載してほしかった。

鏡面仕上げの背面パネルは非常に美しく、なおかつ、さほど指紋も付着しない。カラバリは2色で、これはChrome Black。ほかにChrome Silverを用意

右側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載

さらに、カメラの起動・シャッター操作に使えるカメラボタンも搭載

底部にUSB Type-Cのポートを備える。イヤフォンジャックはなく、USBポートを兼用する仕様

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