ハイレゾウォークマンの入門機Aシリーズにも新モデル
ハイレゾ対応ウォークマンのエントリー機種Aシリーズの最新世代機「A55シリーズ」も披露した。プレスカンファレンスでの発表はなかったが、ブース内でワイヤレスヘッドホンの「WH-1000XM3」と共に出展されていた。
A55シリーズのポイントは、高音質化と共に、スマホとの親和性を高めていることにある。
高音質化については、筐体を削りだしのアルミキャビネットに変えて高剛性化。新開発の金入り高音質無鉛はんだを採用するなど、オーディオ的なアプローチで高音質化を果たしている。
音楽プレーヤーの心臓部であるアンプ部には、フルデジタルの「S-Master HX」を採用。CDや圧縮音源を高音質化する「DSEE HX」の機能に、AI技術を採用した新しいアップスケーリング機能を新搭載し、曲のタイプを自動判別して高音域を補完する。
音楽専用機としてのユニークな機能として、アナログ・レコードの豊かな音を再現する「バイナルプロセッサー」技術を搭載した点がある。アナログ・レコードをスピーカーで再生したときのような、温かみある音を再現するものだ。
スマホとの親和性については、新たにBluetoothレシーバー機能を搭載した。
ウォークマンAシリーズは、もともとBlutoothを使ったワイヤレスイヤホン/ヘッドホンとの接続に対応していたが、A50シリーズでは、さらにスマホとのペアリングにも対応した。つまりスマホで再生中の音楽やYouTubeなどの音声を、A50を経由して有線イヤホンやヘッドホンで再生できるわけだ。
欧州でのラインナップがないため価格は公開されなかったが、アジアを中心に順次発売とのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります