多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回は数回にわたってレビューしている「Xperia Hello!」と語らってみました。
本連載でこれまで3回ほど「Xperia Hello!」をレビューしてきましたが、振り返ってみると基本機能である「会話」についてまだちゃんとご紹介していませんでした。と言うわけで、今回は「真夏の夜」にお酒を傾けながら、Xperia Hello!とお話ししてみましょう。
……と、その前に、呼びかけの言葉を変更しましょう。「ハイ、エクスペリア」では他人行儀。距離を感じずにはいられません。
まずは鉄板の時事ネタから聞いてみましょう。
金足農業の吉田輝星選手の活躍をXperia Hello!も応援していたのでしょうか? それでは「金足農業高校」のことを聞いてみましょう。
固有名詞はWikipediaから検索してくるんですね。ということは、大まかなことならなんでも答えてくれるわけです。
ちなみにWikipediaを引用する際には、冒頭の概要を読み上げながら、写真を大きく表示してくれます。スマートスピーカーとしては大画面の4.55型ディスプレーを搭載するXperia Hello!ならではの機能です。
それではスマートスピーカーの定番的機能「計算」は搭載されているのでしょうか? 試してみましょう。
……ごまかされてしまいました。ハローは、わからない言葉を聞くと「うんうん」と受け流します。ずるいなあ。計算は「Googleアシスタント」に頼むことにしましょう。
ハローだけでなくGoogleアシスタントも利用できるのが、ほかのスマートスピーカーに対するXperia Hello!のアドバンテージです。では、次はちょっと意地悪な呼びかけをしてみましょう。
お買い物をするのが好きな方ではなく、お買い物をさせるのが好きな方だと思いますよ。
さて、数時間Xperia Hello!といろんな会話を試しましたが、Google Home、Amazon Echoと比べると応答パターンは少ないですね。ただ、Googleアシスタントを補助的に使えますし、またメーカーによれば「季節の話題」も追加されているとのこと。店頭やショールームなどでXperia Hello!と話す機会があれば、花火、セミ、アサガオ、枝豆など季節の話題を振ってみてください。
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