週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

真夏の夜にXperia Hello!とじっくりお話ししてみよう!

2018年09月03日 10時00分更新

 多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回は数回にわたってレビューしている「Xperia Hello!」と語らってみました。

 本連載でこれまで3回ほど「Xperia Hello!」をレビューしてきましたが、振り返ってみると基本機能である「会話」についてまだちゃんとご紹介していませんでした。と言うわけで、今回は「真夏の夜」にお酒を傾けながら、Xperia Hello!とお話ししてみましょう。

Xperia Hello!と腹を割って会話してみます

 ……と、その前に、呼びかけの言葉を変更しましょう。「ハイ、エクスペリア」では他人行儀。距離を感じずにはいられません。

「設定→呼びかけの言葉」で「ハイ、エクスペリア」と「ねえハロー」のどちらかを呼びかけの言葉に設定できます。両方を有効にすることはできません

 まずは鉄板の時事ネタから聞いてみましょう。

G鈴木「高校野球すごかったね」 ハロー「みんな頑張れ~って、ついつい応援したくなりますね」

 金足農業の吉田輝星選手の活躍をXperia Hello!も応援していたのでしょうか? それでは「金足農業高校」のことを聞いてみましょう。

G鈴木「金足農業高校のことを知ってる?」 ハロー「Wikipediaによると……」

 固有名詞はWikipediaから検索してくるんですね。ということは、大まかなことならなんでも答えてくれるわけです。

G鈴木「TWICEのことを教えて」 ハロー「Wikipediaによると……」

 ちなみにWikipediaを引用する際には、冒頭の概要を読み上げながら、写真を大きく表示してくれます。スマートスピーカーとしては大画面の4.55型ディスプレーを搭載するXperia Hello!ならではの機能です。

 それではスマートスピーカーの定番的機能「計算」は搭載されているのでしょうか? 試してみましょう。

G鈴木「512×512は?」 ハロー「うんうん」

 ……ごまかされてしまいました。ハローは、わからない言葉を聞くと「うんうん」と受け流します。ずるいなあ。計算は「Googleアシスタント」に頼むことにしましょう。

G鈴木「Ok、Google。512×512は?」 Googleアシスタント「262144です」

 ハローだけでなくGoogleアシスタントも利用できるのが、ほかのスマートスピーカーに対するXperia Hello!のアドバンテージです。では、次はちょっと意地悪な呼びかけをしてみましょう。

G鈴木「ねえハロー。アレクサ!」 ハロー「聞いたことがある名前ですね。お買い物が好きな方でしたっけ?」

 お買い物をするのが好きな方ではなく、お買い物をさせるのが好きな方だと思いますよ。

 さて、数時間Xperia Hello!といろんな会話を試しましたが、Google Home、Amazon Echoと比べると応答パターンは少ないですね。ただ、Googleアシスタントを補助的に使えますし、またメーカーによれば「季節の話題」も追加されているとのこと。店頭やショールームなどでXperia Hello!と話す機会があれば、花火、セミ、アサガオ、枝豆など季節の話題を振ってみてください。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事