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出品者、落札者ともに氏名・住所などの情報を表示せずに取引可能

ヤフオク、ヤマト運輸と連携して匿名配送サービスを開始

2018年08月27日 21時00分更新

 ヤフーは8月27日、ヤマト運輸と連携し、ネットオークション・フリマアプリ「ヤフオク!」で「匿名配送」ができる「ヤフネコ!パック」を開始した。

 ヤフネコ!パックは、「ヤフオク!」での取引において、ヤマト運輸の「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」をよりお得に利用できるサービス。ヤマト運輸とのシステム連携により、宛名書きなしのかんたん発送や、配送状況の確認が可能になる。

匿名配送のフロー図

 出品者が出品時の配送方法として「ヤフネコ!パック」を選択すれば、落札者は発送方法で「ヤフネコ!パック」が設定された商品を落札できる。商品の落札後、落札者は取引ナビでお届け先を指定。この際、落札者の情報(氏名・住所など)は出品者の取引ナビに表示されず、出品者の情報も落札者の取引ナビに表示されない。

 落札者の支払いが完了した後、出品者は取引ナビで2次元コードを発行、全国のファミリーマート、サークルK・サンクス、ヤマト運輸の営業所で匿名配送の送り状を発行し、発送手続きを行なう。配送料金は「ヤフオク!」上で決済され、発送手続きが完了すると落札者への発送連絡が自動で行なわれる。

 「ヤフオク!」は昨年11月28日から、日本郵便の「ゆうパック」と「ゆうパケット」を「ヤフオク!」でよりお得に利用できる「ゆうパック(おてがる版)」「ゆうパケット(おてがる版)」での匿名配送を提供している。今回、自身の氏名や住所などの公開に懸念を持つ人でもより安心して利用する方法を拡充するため、匿名配送を「ヤフネコ!パック」にも導入したとのこと。

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