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ジサトラハッチオススメのモバイルゲーム機

超小型PCでレトロゲームや美少女ゲームを寝転がって楽しめ!「GPD WIN2」

2018年08月21日 17時00分更新

SPEC:
メーカー●Shenzhen GPD Technology ●発売中 ●アスキーストア価格 8万5104円

持ち運びできるWin機というだけで買いだ!

 GPD WIN2はウィンドウズ10を搭載したゲーム機「GPD WIN」の後継機。前モデルはCPUにAtom X7-Z8700(先行版はAtom X7-Z8750)を搭載し、ストレージは64GB eMMCと心もとないスペックだった。

 しかしながら、GPD WIN2は熱処理のためか、若干サイズアップはしたものの、CPUはCore m3-Z7Y30、ストレージが128GB SSDとふだん使いでも活躍しそうなモバイルノート並みに性能がアップ。価格は実売8万5000円前後と、やや高価になったが、どこでも持ち運べて、ソファーに座ったり、寝転がったりと、ラクな姿勢でPCゲームがプレイ可能。そうした、PCゲームユーザーが長年夢見たデバイスに仕上がっている。

【前モデルよりも進化!】GPD WINと比べるとやや大きくなったが、キーボードのキーは横に広がり、各段に文字の入力がしやすくなった。

 CPUはCore m3になったとは言え、描画性能は最大周波数900MHzの内蔵GPU「インテルHDグラフィックス615」を備えるのみ。当然、3Dモデルを使う映像美を謳うFPSやMMORPGを快適に動作させるには厳しい。描画性能を計測する定番のベンチマークソフト「3D Mark」のゲーム用PC向けであるFire Strikeのスコアーは「694」と低く、ノートPC用のCloud Gateでようやく「2958」とやや低めといったスコアーをマーク。FFXIVのベンチマークソフトでは、本機の最大解像度である1280×720ドット、標準品質ノートPC、フルスクリーンでスコアーが「3005」のやや快適評価になった。

【インターフェースは◎】USB以外に外部出力用のマイクロHDMI、マイクロSDカードとこのサイズにしては実用的。

【イースもギリプレイ可能】PS4版をスルーしたイース8のPC版をプレイ。時々30fpsを下回るがおおむね快適だった。

 さすがに、グラボを搭載したゲーム用PCでも、最高設定では厳しいPUBGは、最低設定でも10fps以下と動作は厳しいが、オーバーウォッチなど、軽めなFPSやMMORPGなら、設定次第では30~40fps以上でプレイできそう。実際に最新のアクションゲーム「イース8」は、1280×720ドット、最低画質設定で30fps前後。快適とは言えないが、ソロプレイなのでなんとか遊べる。また、テキストで進行するアドベンチャーゲームやSteamに配信されているレトロゲームなら60fpsでもプレイ可能。つまりは、一部の3Dモデルを使うゲームを除く美少女ゲームなら、どれも快適という訳。美少女ゲームを寝転びながら、まったりとプレイしたいというユーザーには間違いなくオススメだ!

VRアダルティスト ジサトラハッチ

実は結構小型なデジタルガジェットが好きなので、スティックPCやキーボードPCなんかも購入しました。当然GPD WINは前モデルも所有。モバイルノートPCのGPD Pocketも気にはなっているんですがね、やはりゲーマーとしてはGPD WIN2を選んでしまいましたね。

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