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「緊急省電力モード」で長時間バッテリーを持たせるXperiaテク

2018年08月22日 10時00分更新

 Xperiaを使っていてバッテリー残量が少なくなり、充電用のコンセントやモバイルバッテリーもない……という状況を一度や二度は経験したことのあるユーザーも多いはず。そしてそういうときに限って、電話で連絡が来る予定があったりして、極力バッテリーを長持ちさせたかったりします。

 そんなときにオススメなのが、「緊急省電力モード」です。これは最低限必要な機能やアプリだけをオンにして、極力バッテリーでの待機時間を延ばすモード。まずは電源ボタンを長押ししてメニューを呼び出し、「緊急省電力モード」をタップします。

緊急省電力モードへは、電源ボタン長押しのメニューから移行できる

 緊急省電力モードへ移行するには、いったん再起動が必要です。また最低限必要なアプリしか動作しないため、運用には注意が必要。緊急電力モードの詳しい内容をチェックしたい場合は「注意事項」をタップして確認しておきましょう。

緊急省電力モードに移行する前に、注意事項を確認

NFCやアラームなど、使用できない機能やアプリがある

 問題がなければ注意事項を確認しましたにチェックをいれて、「有効にする」をタップするとXperiaが再起動して緊急省電力モードで起動します。

緊急省電力モードのホーム画面

 Xperiaにいろいろアプリをインストールしてあっても、緊急省電力モードで使用できるのはメールやTwitter、Facebook、Googleマップなど一部のアプリのみ。ドロワーもないため、そのほかのアプリは起動できません。

 また、画面右上から設定も起動できますが、設定項目も一部に限られています。

設定項目も通常のモードより少ない

 ちなみに画面の明るさはかなり暗めの設定になっていて、しかもスリープまでは15秒と最短になっています。屋内なら問題ありませんが屋外だと見にくく、またすぐにスリープ状態になって使いにくいので、明るさやスリープへの移行時間は設定し直しておきましょう。

明るさは最低レベルなので、実際の画面は暗くて見にくい

スリープへの移行時間は変更可能

 機能やアプリが限定され、かなり使いにくい状況ですが、これなら無駄な通信などもおさえられバッテリー消費が少ないため、長時間待機状態で使用できます。また通常のモードに戻したいときは、設定から「緊急省電力モードを解除する」をタップすればOK。再起動後に通常のモードになります。

緊急省電力モードの解除時も再起動が必要

 緊急省電力モードは、バッテリーが少ないときだけでなく、地震などの災害時にも使える機能です。いざというときに手際よく使えるように覚えておきましょう!

※Xperia XZ Premium SO-04J/Android 8.0.0で検証しました。

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