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B2B山口オススメのペイントアプリ

iPadでデジタルイラストデビューするなら「Procreate」は?

2018年08月19日 18時00分更新

SPEC:
メーカー●Savage Interactive Pty Ltd ●配信中 ●App Store価格 1200円

iPad対応ペイントアプリでデジタルお絵かきデビュー!

 せっかく買ったiPad ProとApple Pencil。せっかくの休みだし、これでデジタルお絵かきに挑戦してみたいなー、というそこのあなたにオススメしたいのが、Savage Interactive Pty Ltd提供のペイントアプリ「Procreate」だ。

 わかりやすいUIで、鉛筆や製図ペン、水彩、エアーブラシなど豊富なブラシを選べたり、指のタップでさまざまなジェスチャー機能を使えたりと、デジタルイラスト初心者にも使いやすい仕様となっている。

【多彩のブラシが大きな魅力】ブラシは自分が使いやすいように書き味をカスタマイズ。2回タップで設定画面が開く。

 最初にいじってみた感想としては、非常にアナログ感のある書き味を再現しているということ。Apple Pencilとの組み合わせによって、紙に描いているかのように直感的にペンを走らせることができる。

 なお印刷用の解像度の高い絵も描けるため、プロの絵描きである寺田克也氏も愛用。(詳しくはASCII.jp上の記事「iPad Pro2台の変態仕様で見開き漫画を描くのはあの漫画家」を参照してほしい)その完成度の高さが伺える。

 Procreateのブラシは、自分が使いやすいようにカスタマイズすることが可能。始点や終点の形状のほか、大きさや粗さなど細かく設定できる項目が用意されている。

 また、「ストリームライン」を調節することで、不安定になりがちなフリーハンドの線を自動的に補正してくれるのも心強い。

【背景に役立つ遠近法ガイド】キャンパスに消失点を設定することで、フリーハンドでは難しい背景作画を楽にする。

 そのほか、背景を書くとき便利な遠近法ガイドや、シンメトリーな絵を描ける対象ガイドなどを搭載。本格的なイラスト作成にがんばって挑戦するとき必ず役に立つ機能だといえる。

 仕上がったイラストは、PSD、PDF、JPEG、PNG、TIFFに書き出し可能。Dropboxへスムーズにアップロードもできる。

 デスクトップPCを用意しなくとも、簡単にデジタル作画環境を整えられるProcreate。筆者もさわりはじめて日が浅く、ハイテク機能の使い方は徐々に体得している状態だ。

 完璧に機能を使いこなすとなると、デジタル作画に慣れない人には時間がかかると思う。せっかくのお盆休み。画力アップを目指して徹底的にいじくり倒してみてほしい。

B2B班 B2B山口

スタートアップとBtoB系のニュースリリースや新サービス情報の記事化、編集などを担当。今回を機に、学生時代の趣味だったお絵かき熱が再燃。もっぱらデジタル作画を堪能している。実力のほどは、掲載している画像を見てもらえばわかるとおり「下手の横好き」レベル。楽して上手くなりたい……。

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