SPEC:
メーカー●サンコー ●発売中 ●直販価格 5980円前後
今年自家製焼き鳥機が生まれてありがとう
夏はビールがうまい。が、こうも暑いと悠長なことは言っていられない。ちょっと一杯飲み屋に行こうものなら暑さで倒れてしまう。だから今年は不要不急な外出を避け、家で飲むようにしている。
家のよさは寝っ転がりながら飲んでも、あられもない姿になっても、途中で寝てしまっても構わないところ。酔って醜態を晒したとしても翌日自分に絶望するだけ。解放感にあふれている。残念なのは居酒屋の定番メニューが気軽に楽しめないこと。筆頭は焼き鳥だ。あいつは家でうまく焼くのが難しい。ガスコンロは安全装置が働き、いつまでも火が通らない。炭を焚けば死が見える。カセットコンロを使えば解決、と思いきや鍋の時期じゃないからガスボンベのストックがない。
家でできない料理が注文できるから、飲み屋は素晴らしい。焼き鳥だって程よい焼き加減のものが食べられる。だが、今年は許してほしい。灼熱の道を歩いて焼き鳥を食べに行くには危険すぎる。飲み屋に行けなくて申し訳ないが、そこそこうまい焼き鳥が家でも食べたい。
そこで目をつけたのがサンコーの「自家製焼き鳥メーカー」だ。本体真ん中のヒーター周りに串を逆さに突き立て、電子レンジのようにつまみを回して焼く時間を指定するだけで、串が自動で回転して鳥が焼けていく。まるでケバブのよう。ムラも少ない。なんて簡単。ありがとう! この焼き鳥メーカーの素晴らしいところは2つ。ひとつは煙が出にくいこと。焼き鳥は熱源の上に置いてひっくり返しながら焼くイメージがあるが、焼き鳥メーカーは熱源が柱のように立っていて、その周りに串を立てる。屋台にある鮎の塩焼きに近い。だから脂が熱源につかず、煙が出にくいので、家でも焼ける。
もうひとつは焼いている間、ほっといて良いということ。串が自動で回転するので、途中ひっくり返す必要がない。これはすべてを忘れがちな酔っ払いにとって重要だ。セットさえしてしまえば、焼き鳥が出来上がっているのだから、こんなにラクなことはない。
もちろん難もある。主には逆さにセットして焼くので、うまく串打ちしないと具が落ちる。だが、家の焼き鳥でそこまでクオリティーは求めない。家でもそれなりにできるのが素晴らしいのだ。
ウェブマネージャー 西牧
海の日にキャンプをしたら謎の筋肉痛で悶絶。調べたら熱中症の疑いが。今年はヤバいと肌で感じてアウトドアグッズを家で活用できないかと画策中。とはいえ食べて飲んで寝るだけなので、いかに外っぽい料理が食べられるかを考えて、なぜか焼き鳥に行きついた。
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