メットライフ生命保険は8月10日、シンガポールを拠点とするメットライフ・アジアのイノベーションセンター「LumenLab」が、ビジネスマッチングプログラムの第4回目となる「collab 4.0」を日本で開催すると発表した。
厳正な審査により、ファイナリスト6社を選出。メンターとなる同社社員とチームを組みながら、同社のビジネス課題解決を目指す。
チャレンジを勝ち抜いて優勝したスタートアップ企業は、メットライフ生命と1000万円の契約を結び、ユーザーへのエンゲージメント、営業、オペレーションといった領域で、ソリューションの実証実験をする。
2017年のcollabプログラムでは、Montouxが保険商品のプライシングソリューション、WorkFusionがAI活用のロボティクスソリューション、ならびに日本を拠点とするMoneytreeがユーザーの資産管理ソリューション提供において、同社と契約を結ぶ権利を得た。
LumenLabのCEOであり、メットライフのアジア地域チーフ・イノベーション・オフィサーであるジア・ザマン氏は、「collabの目的は、現在そして将来を見据えたイノベーションを推進するための協力関係を築くことです。第4回目を実施することによって、保険ビジネスが直面する課題をイノベーションによって解決し、お客さまに対してこれまでよりもさらに大きなインパクトをもたらすことを目指しています」とコメントしている。
ファイナリストは、12月5日と6日に東京で開催する「collabサミット」と「デモ・デー」に招待。それぞれがソリューションのプレゼンテーションをした上で、最終的な優勝者を発表する。応募締め切りは9月8日まで。応募方法やプログラムの詳細情報はcollabページを参照してほしい。
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