グローバルウェイは8月6日、「自動車・輸送用機器業界の働きやすい企業ランキング」を発表。キャリコネユーザーによる労働時間、やりがい、ストレス、休日、給与、ホワイト度の平均点(総合評価)が高い企業をまとめたもの。
1位:本田技研工業(3.65)
2位:トヨタ自動車(3.62)
3位:デンソー(3.57)
4位:日産自動車(3.44)
4位:川崎重工業 (3.44)
6位:ジェイテクト(3.40)
7位:ヤマハ発動機(3.38)
8位:ダイハツ工業(3.32)
9位:マツダ(3.31)
9位:SUBARU(3.31)
1位の本田技研工業は、1970年代から完全週5日制の導入や有給休暇取得推進などを実施し、労働時間短縮に注力。「労働時間」「休日」「ホワイト度」の項目で他社に点差をつけた。
社員からは「有休取得率は非常に良い会社です。上司からはいつも有休を取得するようにと催促されます。有休を取得するのは組合員の権利でありそれを使うのは当然である、という風土があります。勤続5年以上の人は5日連続の有休を年1回取る権利があり、毎年確実に取得できます。私の職場はメンバー全員が年間の有休を100%消化しています」(技術関連職 30代前半 男性 年収600万円)などの声が届いている。
2位のトヨタ自動車は、毎月45時間分の残業代支給を保証する制度や、在宅勤務制度の対象拡大などを推進。事業所内の託児施設にも力を入れており、2018年には病院と連携し、早朝・宿泊保育が可能な保育施設も新設したという。評価項目別では「給与の満足度」「仕事のやりがい」「ストレス度の低さ」でトップを獲得した。
社員からは「(社風について)当然、求められるものはレベルが高い。それに対応するためモチベーションも高く、ルールもしっかり守るので会社に対して失望することはなかった。バブル崩壊やリーマンショックの後も暗くなることはなかった。会社や組合の行事も多く、家族も参加できるので家族で『この会社に世話になっている』と思うことができた」(機械設計 40代前半 男性 年収800万円)などの声がある。
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