突然ですがみなさん、PCでFPSゲームをプレイする上で最も重要なデバイスはなんだと思いますか。キーボード、ヘッドホン、モニター、いろいろあると思いますが、僕はやはりマウスだと思っています。
自身の手の動き、反応速度などを正確にすばやく入力する必要があるからです。マウスに求められる要素は大まかに分けて3つで、重量、サイズ、センサー性能です。
僕はいままで、10種類以上のゲーミングマウスを使ってきましたが、ようやく自分の中での到着点を見つけました。その名もfinalmouse社製の「ULTRALIGHT PHANTOM WITH PHANTOMCOR」このマウスの性能、快適さが想像以上だったので皆様に紹介したいと思います。
マウスコードの摩擦を感じない「PHANTOMCORD」
特許取得済みの独自ハニカムデザインが幾何学的にマウスの上部と下部に施され、その特殊な構造のおかげで、67gという超低重量を実現しています。初めて手に持ったときの衝撃は忘れられません。いままで使っていたマウスを握ろうという気が徹底的になくなる程の快適さです。実際に使用してみると、マウスの重さでエイムがブレることや、長時間プレイしたときの手首の疲労が改善されました。「Counter-Strike: Global Offensive」というFPSゲームをプレイしてるときも、ものすごく快適かつ正確にプレイできました。
そして、有線マウスの宿命であるマウスコードの摩擦による違和感がほとんどないのも魅力です。「PHANTOMCORD」という摩擦を軽減するコードによって軽快な操作ができるからで。筆者はマウスコードの摩擦が本当に嫌いで、マウスバンジーの購入を本気で考えていました。ですがこのPHANTOMCORD、実に優秀でマウスコードの摩擦をほとんど感じません。全くとは言えませんが、ほぼないものと言ってもいいでしょう。
特殊な構造による感触への影響
こんなに穴が空いていると、手に持ったときの感触が悪いのではと思う方がいるかも知れません。確かに最初手に持った時に多少の違和感はありました、ただ一日使うと全くと言っていいほど違和感はなくなりました。
マウス全体もマットコーティングになっていて手汗も気にならず、Star Splatter加工といって、世界に一つしかない星屑模様を描いています。最初は特殊な見た目のせいで不安になりますが、そんな小さな不安はすぐに払拭してくれる優秀なマウスだと思います。
マウスホイールの感触に難あり
マウスホイールの押し込みが妙に固くて、ブラウジングやゲーム中にストレスを感じます。価格に関しては代理店価格1万1980円と、ゲーミングマウスとしては比較的高め。ですが個人輸入時の費用などを考えると良心的な価格といえます。
今回使用して感じたのは値段こそ高めですが、それを考慮しても手に入れる価値は十分にあるマウスだと言うこと。新しいゲーミングマウスを探してる方にはぜひ一度手にとっていただきたいマウスです。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります