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読書感想文の本は47%が自分で選ばない?

2018年08月01日 18時10分更新

 楽天は8月1日、オンライン書店「楽天ブックス」において、全国の小学生の子を持つ母親1000人を対象に実施した「小学生の夏休みの読書感想文に関する調査」の結果を発表した。

 調査によると、夏休みの宿題として読書感想文が課されるのは小学1年生が41.1%で、小学6年生は73.4%だった。読書感想文は年次が上がるにつれ、課される割合が高まる傾向にあるという。

 読書感想文が宿題として出されると回答した母親に、その種類を聞くと「自由図書」が79.4%、「課題図書」が20.6%で、自由図書が課題図書の割合を大きく上回った。

 読書感想文が宿題として出されると回答した母親に「子どもの読書感想文で手伝うこと/手伝う予定のこと」を聞いたところ、「本選び」を手伝うは47.2%、「子どもに作文の書き方を教える」は40.9%、「子どもが書いた作文を添削する」は33.8%。できるだけ子どもにとって親しみやすく興味を持てる本を、選んであげたいという母親が多いとわかった。

 子どもの読書感想文の本選びを手伝う、または手伝う予定と回答した292人に、本を選ぶ際にどのような情報を参考にするか聞くと「リアル書店で試し読みをする」は38.4%、「『学年別のオススメ読書感想文』などまとめ記事サイト(NAVERまとめなど)を参考にする」は29.5%、「インターネットで学年や読書感想文などのキーワードを入れて検索する」は24.3%だった。

 また、「まとめ記事サイト」「インターネットでキーワードを入れて検索」「ネット書店のレビューを参考にする」「ポータルサイト等を参考にする」「SNSの投稿を参考にする」「個人ブログを参考にする」といったインターネットを情報源を回答したのは56.8%だった。

 小学生の子を持つ母親1000人に、子どもに本を読んでほしいと思うかを聞くと「とてもそう思う」は56.4%、「ややそう思う」は28.7%。全体の85.1%が子どもに本を読んでほしいと思っているという。

 また、「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した母親851人に、読書を通じて子どもの成長に期待することは何かと聞くと「語彙が増えてほしい」は61.6%、「興味の幅が広がってほしい」は59.7%、「感情表現が豊かになってほしい」は57.6%(複数回答可)。本を通じて語彙が増えることを期待すると同時に、本から新たな興味や豊かな感情を学ぶことができると考える母親が多いとのこと。

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