グーグルのVRプラットフォーム「Daydream(デイドリーム)」対応のVRデバイスで、ウェブブラウザー「Chrome」の使用が可能となった。スマートフォン向けの「Daydream View」、一体型VRヘッドセット「Lenovo Mirage Solo」のいずれかのデバイスを使った場合、ウェブブラウザーを閲覧できる。
グーグルのDaydreamは、モバイルでの高品質なVRを提供するプラットフォーム。特定のVR用ヘッドセットやVRコンテンツを指す名称ではなく、あくまでプラットフォームの名称となっている。今回対応するDaydream ViewやLenovo Mirage SoloのいずれにもChromeは対応していなかった。
Daydream ViewでChromeを使用する際は、スマートフォン側のGoogle PlayでChromeが最新バージョンにアップデートしていれば動作する。また、Mirage Soloは、アプリストアにChromeが追加されており、それを利用りようできる。Chromeの各種機能に対応しており、VRならではのウィンドウの自由な配置や寝ころびながらのブラウジングにも対応している。
「シネマモード」は、グーグルによるとウェブ上の動画を見るために最適化しており、大画面で動画を見ることが可能。Chromeで動画やコンテンツを視聴した後、VRアプリへ切り替えることも可能だ。筆者が確認した限りでは、7月31日時点でWebVRコンテンツ(360度動画を全天球で再生や、VRモードでの閲覧を可能にするコードが埋め込まれたウェブサイトでのVRコンテンツの再生)への対応はしていない。
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