キヤノンもスマホ専用フォトプリンターに参入
同社は新カテゴリーの製品として、スマホ専用のモバイルフォトプリンターを発表。「iNSPiC」というブランドを立ち上げ、「PV-123-SP/SB/GD」(予想実売価格 1万5880円前後)を9月6日から発売する。
印刷方式はZINKの「Zero Ink」を採用し、専用フォトペーパーはキヤノンが発売。予想実売価格は20枚入りが900円、50枚入りが2150円となる。裏面がシールになっており、さまざまなモノに写真を貼れる。
スマホとの接続はBluetoothで、本体発売と同時に提供されるスマホアプリでは、フィルター効果やテキスト、スタンプの挿入が可能。さらに、複数枚のフォトペーパーに1枚の写真を出力するタイル印刷もできる。
幅82×奥行き118×高さ19mm、160gという軽量・コンパクトサイズで、バッテリーも内蔵。バッテリー駆動で約20枚の印刷ができる。
ビジネス向けはA3対応やFAX内蔵機などを用意
スタイリッシュなフラッドベッドスキャナーも
同社はビジネス向けのインクジェット複合機2機種とスキャナーも発表した。
「TR9530」(予想実売価格 3万5000円前後)はA3用紙の印刷に対応する複合機。5色ハイブリッドインクを採用し、L判フチなし写真の印刷時間は約18秒、1枚当たりのコストは約17.3円となる。
ビジネス向けらしくADF(Auto Document Feeder)を搭載。さらにネットワークは無線LANだけでなく有線LANにも対応している。
「TR4530」(予想実売価格 1万5000円前後)は、FAX機能を内蔵する複合機。4色ハイブリッドインクを採用し、L判フチなし写真の印刷時間は約60秒、1枚当たりのコストは未公開だ。
「CanoScan LiDE400」(予想実売価格 1万円前後)は、密着センサー(CIS)方式のフラッドベッドスキャナー。読み取り精度は4800dpi。
ヘアライン加工のカバーなどデザインを重視しつつ、A4カラー原稿を約8秒(300dpi)でスキャンできる高速性も併せ持っている。
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