動画配信サービスYouTubeの公式VRアプリ「YouTube VR」が、サムスンのGalaxyシリーズスマートフォンを利用してVRを楽しめる「Gear VR」に対応することが発表された。今週からOculus Storeで配信を開始する。
YouTube VRは、グーグルの「Daydream」対応ヘッドセットやPlayStation VR(PSVR)、そしてSteamにてHTC ViveとOculus Rift向けにリリースされている。Oculusの一体型VRヘッドセット、Oculus Goへの対応については明らかにされていないものの、「全てのVRヘッドセットユーザーに『YouTube VR』を体験してもらうために、更に多くのVRプラットフォーム向けに配信していく」と表明しており、今後の対応が期待される。
またグーグルはDaydream ViewやGear VRでYouTube VRを視聴する際の機能について言及しており、"Watch Together(一緒に見る)”のアイコンをクリックすると、「コミュニティの他のメンバーと一笑に動画を見て、会話ができる」とのこと。いわばソーシャルVR的なものを取り入れようとしているようだ。フェイスブックとライバル関係として語られることの多いグーグルが、今後どのような動きを見せるのか注目だ。
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